2013年11月30日土曜日

菓子の茶事








洛北 洗心庵

            講師  鈴木 宋博先生              2013-11-22   11名


  「菓子の茶事」って 和菓子を沢山いただくのかな?

  ノオー ノオー 食事が終わってテイータイムに始める「飯後の茶事」のことで 気楽さを味わう
       
                                           
     簡単な茶事かと思っていたが 先生のご趣向でお料理をいろいろアレンジされ 意外な喜びを
                                                                                                                          体験させていただいた


向付    鯛昆布〆 防風 岩茸 山葵 ポン酢

煮物   うずら 丸餅 青味大根 人参 柚







縁高  柿なます 海老芋煮 出巻玉子 車海老煮 生湯葉煮

     まな鰹味噌付 はじかみ   穴子煮  根芋胡麻合

     もろこ煮 かに砧巻 たらの子玉〆 菊菜菊花お浸し

     いめじご飯  奈良漬




菓子    きんとん 銘 もみじの霜

       大徳寺納豆






  床  「遠山一色」 宗家十三世 円能斎筆        脇床に伏見人形丹嘉の饅頭喰い人形
                                              年代の古色がゆかしい




たっぷりと煉られた濃茶を美味しく頂き     

続いて薄茶になり それぞれの茶碗に秋の趣き

が伝はり座は 茶碗を愛で楽しみ和やかな気が流れる

   





茶事は和やかに終わり 障子が開けられると パッと明るくなり

ガラス戸の向うの庭の紅葉やススキが目に飛び込んできて

「ひやあー」といっせいに発声 今までの緊張がほどける






                   茶室   洗心庵


 
          
     

2013年11月20日水曜日

山崎のお屋敷

聴 竹 居                                                       
               京都府乙訓群大山崎町大山崎           2013-11-20


今年の初夏に天皇陛下が ごくお忍びで 行幸なされた「聴竹居」を弟達夫婦5人で見学する

そもそも山崎の里にそんなお屋敷があったのかと驚くが 知る人は知ってるって事なんでしょうな

建築家 藤ヰ厚二氏は 明治21年広島県の酒造家の次男として生まれ 大正2年東大建築課卒

大正9年(1920年)に天王山の麓、大山崎の山手1万2千坪を購入し 日本の風土に適した

住宅の在り様を追及し この地に2年毎に4棟建て 環境工学と住み心地を実験 検証していく


                                              (室内撮影禁止)
                  
                                                            

ボランテイアガイドの説明を聞くと通気性のこと 生活の動線 視線のこと一つ一つが納得がいく

例えば 夏の暑さは南から吹く風を床下に吸い込み 居間の床上に吹き流れるような仕組み 

    
      風は居間 客間 勉強部屋 縁側を通り天井の引き戸を開けると軒外に流れ出る

                                         
     食堂と調理室の間の壁に窓扉があり開けると出来上がった料理が出てくる

     下駄箱の傘入れは 濡れ傘の雨しずくが銅版のトユに流れ落ちる

     面白かったのは客室の窓のガラス格子戸をすこしずつあけると 二枚の格子の桟の組み

     合せが変化して 幾何模様の遊び心を楽しむ、又素朴な木製の椅子の座面の奥行が長く

     当時和服の女性の帯姿でも ゆったりと腰かけられた等々 説明の都度へえー!と驚く




                                              邸内の紅葉はまだちょっと早かった

大山崎山荘美術館

「聴竹居」を出て30分程で 山荘に至る

度々訪れるので 館内を さらりと見学する

実業家 加賀正太郎の英国風の山荘は

重厚な趣で しっとりと落ち着く



陶芸家の河合寛治郎の奔放な造形で釉薬を


刷毛で打ち付けるような作品にいつ見ても激しい 炎を感じる

安藤忠雄設計の地中館に展示の モネの「すいれん」は静かである

喫茶室にもどって美味しい コーヒーを楽しみながら 雑談を楽しんで

時が経つのを忘れた。

お水も美味しかった やっぱり「水無瀬」の水やねえー。

     

            

2013年11月17日日曜日

枚方山歩きの会





山・温泉・カニ 三味 ツアー
                                     2013-11-9-10    24名

行程 一日目 枚方ラポール裏 7:30ー京都縦貫道―舞鶴自動車道ー玄武洞(昼食)・・      

          ・・ 城崎散策・・大師山・・城崎温泉(鴻の湯)ー民宿(春乃屋) 泊

    二日目 民宿(春乃屋)9:00ー余部鉄橋「空の駅」ーかすみ朝市センター ー

          こうのとりの郷公園(昼食)-京都縦貫道ー枚方 17:00

今回の山行は 何時もの山歩きと違った趣向でカにツアーの計画になり そして 嘗てどんな山で

も 元気よく闊歩されていた老将軍の面々も参加され 誰もが懐かしさに喜びの握手をし10倍の賑

やかな出発になった。 寝屋川バスの中型車は京都縦貫道の「丹波マーケス」でトイレ休憩

北近畿自動車道「但馬のまほろば」でトイレ休憩を取り豊岡市の玄武洞に至る

玄武洞

 


青龍洞









      







160万年前の火山活動のマグマが 冷え固まる時に規則正しい六角形の割れ目を作り出し                                                                                                  柱状に 節理  が形成誕生した

名前の由来  儒学者柴野栗山が中国の妖獣「玄武」を連想し 「玄武洞」と命名した

玄武洞公園内で昼食になる 今回は弁当付でベンチに仲良く並んで 三色盛のご飯やエビの  

天ぷら 塩鮭 小芋 卵焼き他いろいろ豪華に詰め合わされたのを美味しくいただいた。   

昼食後 ガイド氏の玄武洞についての説明を改めて聞く 1929年玄武洞の岩石の残留磁気を

調べた京都大学の松山基範博士は、地磁気が逆転することを 世界に先がけて発表(1929年) 

実際に石の上に磁石をおくと 針が狂ったように左右に回り 一同驚き、騒がしく磁石を動かす                       

バスで城崎温泉まで移動し身支度を整えて 235mの大師山へ向かうが ロープウエーに乗って

も良いよと言われたが 今夜の「かに」の為にお腹を空かしておきたいので登山することにする。   

石段や横木の階段を右に左に何度も繰り返し上り大師山山頂に着く、かに塚を拝す(かに様々)
かに塚















展望台から豊かに流れる円山川を眺める

数年前の大水害の時に川に浸かったバスの乗客だった老人会の人達がバスの屋根の上で一夜

過ごして全員が無事に救助された事を思い出す

下り始めに 杭に →0,9k の方向に下り始めるが 登り坂も現れ 高をくくって歩いていられない

(やっぱり山歩きの会やなあ 手強いなあ) 石仏に刻まれた八十八番霊場の数字を時々読みな

がら 汗をきながら ようやく下って元の薬師堂前に戻り そこから歩いて直ぐに温泉「鴻ノ湯」に 

入り熱い温泉にゆっくり浸かって汗と疲れを すっかり洗い流しさっぱりした。 いいお湯だった。

温泉


鴻の湯温泉











バスで民宿「春乃屋」に到着 部屋にリュックを置き 浴衣に着替えて食事会場の大広間集まる

     カニ鍋の大宴会   19:00~21:00

カニ鍋
刺身の舟盛り。  炭火焼 カに足 栄螺 いか 甲羅で酒燗
   カに足の刺身。 勢子かに。 カニ鍋。 かに雑炊。
             ビール。 日本酒。 焼酎。飲み放題

山の歌 二人の山男。 坊がつる賛歌。枚方山の会小唄
     高校3年生 ふるさと 全員の大合唱 大拍手でお開き   

二日目 民宿(春乃屋)9:00出発 お土産に自家農園の柿や

          梨を沢山頂き 家族全員でお見送りくださりり
           感謝と満足の朝立ちである                                                                                              

餘部鉄橋空の駅   兵庫県香美町


新余部橋梁
緩やかな舗装の坂道をあるいて駅に着く




旧鉄道












明治45年 余部鉄橋完成  昭和61年12月28日 風速33m 列車転落 かに工場と民家破壊 
                   死者6名 重軽傷者6名     新余部鉄橋完成 平成22念8月

こうのとりの郷公園   兵庫県 豊岡市   現在 約60羽が 大空を舞っている


こうのとり
動かなかった こうのとり










    

     




 柵内にいるのは 羽を少し切って飛び立たないようにして観客用に飼育している
おりしも 園内は風と雨で 観覧室から見ていると 12・3羽いるが じっとして動かない あんなに

雨風に打たれてるのに動かないのは 「あれは作りもんかもしれんなあ」 立ったままのや
蹲ってるのも 同じ方向に向いて 5分 10分も微動だにしない「電気仕掛けで動かすのかな」

騒いでいるうちに 雨が上がってきた、すると 一羽 二羽と羽をうごかしたり 首を伸ばしたりする
見ているこちら側で歓声があがる 「あー やっぱりほんものやあー」

 
公園内のレストランでおすすめの「但馬牛すじ肉丼」をいただく


好評の但馬牛すじ肉どんぶり
すじ肉とこんにゃくで丼とは考えたもんですなあ(美味しかった)


帰路 朝市センターで 地産の野菜をあれこれ買って、又

    地産の銘酒「香住鶴」の店にも立ち寄り 酒豪揃いの
    お買いものに浮き浮きする
    誰も彼もリュックがパンパン 手荷物はぶくぶく

トイレ休憩  「但馬のまほろば」  「丹波マーケス」

枚方ラポール裏に 17:00 無事帰着 
                 ありがとうございました  楽しかったよ!
  


2013年11月13日水曜日

葦 の 会

山の辺の道ウオーキング
                               2013-11-6        20名

行程  近鉄丹波橋駅(9:00)-天理駅ウオーク出発(10:00)・・天理教本部前・・石上神宮

     ・・永久寺跡・・・・竹の内環濠集落・・・・トレイルセンター・・ 崇神天皇陵・・
                
                 黒塚古墳資料館・・JR柳本駅(15:00)

近鉄天理駅を出て直ぐに「天理本道商店街」で1キロの長ーい商店街で 天理教の法被を着た
石上神宮拝殿

信者さんをよく見かける 一種独特の雰囲気がある。 

天理教本部









天理教本部の前で ボランテイアガイド氏の説明を聞く 天理教は 1838年教祖中山みきが 

天啓を受けて興した宗教団体で 現在175万人余の信者数で 病院 大学が全国的に有名。

石上神宮     日本最古の神宮で物部氏の氏神であった ご神体は神剣「七支刀で国宝。

 拝殿は鎌倉時代の創建で国宝である  境内にはにわとりが自由に動きまわっている 尾長鶏の高らかななき声 烏骨鶏 しゃも 白色レグホン(わざわざ鶏を持ち込む人もあるそうな)




石上神宮から右へ山の辺の道が始まる 永久寺跡には直ぐに着く 鳥羽天皇の勅願により創建

され 五十余の堂塔を有していたが明治の廃仏毀釈によってすべて失われた、ガイド氏は熱心に

説明をなさるが 学問的な細かい話は聞いていてしんどい(申し訳ない)

歩き進める道の傍らには 名物の無人販売所がここにも あすこにもと

ありそれぞれが買い物に夢中なる 柿 みかん 自然薯 黒豆 小豆

後日聞いた話ですが ゆで黒豆を買って帰ったら ご主人がばくばく  

ぱくと食べられたそうな(むちゃくちゃ美味しかったんでしょうな)



衾田の山並み


  こ の辺り一帯を衾田(ふすまだ)と

 言うが 衾とは掛布団のことで向うの山並みがその

 形に似ているので古来から地名となっている


竹の内環濠集落

奈良には環濠集落があちこちにあり ここも部分的であるが

昔の面影を残している 



元飛行場であった


 


 この広大な畑地の下に元海軍

 飛行隊の飛行場と兵舎が 眠ってるとは 誰ぞ知るらん、

 終戦の翌日 零戦機が並んで最後の飛行をしたそうな

崇神天皇陵



第10代崇神天皇陵は全長242mで前方後円墳 何時来て見ても

樹木の緑がきれいで静寂である 

                                 



黒塚古墳石室復元



 黒塚古墳は
                      

 1998年に発見され 当時随分新聞面を賑わしていた

 三角縁神獣鏡33面は 人体の両脇の壁に並べられている

 ボランテイアガイド氏の丁寧な説明を聞き歴史の面白さ感じた

終着地 JR柳本駅に15:00に着き ガイド氏にお礼を述べて後解散になった、 お疲れ様でした

2013年11月7日木曜日

枚方山歩きの会     

生 石 高 原(おいしこうげん))
                              2013-10-27      24名

   行程   阪和自動車道 紀ノ川SAー海南東ICー小川の宮・・大観寺・・不動の辻・・

        生石高原(笠石)・・生石ヶ峰・・生石神社・・旧札立峠・・小川の宮ー帰路

   集合  ラポール枚方裏駐車場   7:30

寝屋川バス中型車に乗る前に会費3000円 徴収 (これが後で問題発生)

 

バス停小川の宮から間もなく 山道に入る 最初から急登であると

覚悟はしていたものの、グループのペースに遅れないように

黙々とがんばる、ベテランメンバーは 軽い会話をしながらで踏

み足も軽い、一汗かいたころ「不動の辻」に到着し 水分補給

リーダーが「これからが本当の山道です」「 がんばりましょう」 

これから1時間程の登りで、難所は無いと思うが 気持ちを引

き締めて Wストックを調整し、 リュックと靴に気合を入れる、

押揚げ岩
押上げ岩
(岩の下側に手の形をした窪みがある、昔道路を塞いでいた

大岩のために村人が難渋していたところ、ここを通りかかった

空海が怪力を発揮して その大岩を押し上げた時の手形と

伝えられている。)




快い小鳥の囀りを聞きながら、どんどん登る、山登りの足ならしに適したような 変化のある山道を 

休憩をはさみながら 進行する 誰も 慣れたもんで 確実に足の置き場を捉えて 攻めて行く

「はあァ きつい、どこまで続くんやこの坂・・・」 と頭を上げると 空が広がって がやがやと

話し声がきこえる。やったあー 終わりやあー  生石高原に到着でござる

 

生い茂ったすすきが 荒い風にうねっている 予定通りのタイムで昼食、 風がきついので」休憩所

の壁を背に並んでお弁当を広げる、 辺りを見ると軽装の観光客風の人が多い 子犬も歩いてる

視線をめぐらすと 駐車場がある、 ここまで車で来れるんや・・・・・がっかりした。


昼食後 山の家でお土産を物色する 柿 みかん すだち

和菓子 おせんべい 手箒 たわし 木製おもちゃ・・・・・・・・・

生石高原の中央に 弘法大師が護摩修行したとされる笠石

と呼ばれる巌塊があり 御堂が祭られている



         生石ヶ峰山頂へ10分  標高870m 1等3角点


          360度の展望で 東西南北 ぐるーっと見渡す           

          東は 奥高野の山並み であろうか
           
          西の彼方に淡路島が見えるかもしれない
          南は熊野古道の山並みか?
          北の遥か彼方は 葛城山 金剛山


三角点の東側から下り始める 気持ちよくどんどん降りる

20分ほどで生石(しょうせき)神社の大岩のを見上げる




大な岩が」天に突き上がっている一夜にして高さ16丈(48m)の

立岩出現「生石大明神」と崇敬され 同年社殿造営と伝えらる






 
祭神  大穴牟遅命(オオアナムヂノミコト)(大国主の若い頃の名前)                                          
     少彦名命(スクナヒコナノミコト)  大国主の国作りに協力した神 
                                                                                                                                                                  降りの登山道も急坂でジグザグに進み 時々 登って来る人にも2・3組逢い 2時間程で小川

の宮」に到着。    着替えをして 待っていたバスに全員 リラックスして和やかに乗車

バスが発車してから リーダーは なにやら そわそわと忙しく 狭い座席前で計算してなさる

実は最初に会費を集めた時に余分に出した人が2名あり 誰か?と何度も問いかけがあったが

応答なく 役員さん達相談の結果 秘密裏に 山頂の「山の家」で柿 みかんを購入して 全員に

分配することになっていた。それも 均等分配ではなく 「ビンゴゲーム」 をやりまーす!!!

カードが配られ、後部の席から 一人づつ 数字を読み上げる 自分のカードを真面目に見て

合った数字を折って行く 一巡 二巡して行く中に「ビンゴー」の手が上がり  最初は「梨とみかん」

「ビンゴ」の人が増えて行くにしたがって商品が変わる 「柿とみかん二個ずつ」 「みかん三個」

車内は笑いと拍手で 盛り上がり 楽しい楽しい帰路となった。  感謝!

2013年11月2日土曜日

富士山麓ウオーキング 第7回

お中道・奥庭・御庭・大沢崩れコース
                       2013-10-22・23     44名

行程 枚方(7:20)-土山SA-遠州森町PA-駿河湾沼津SA-仙石原高原ーホテルルートイン
                                                         (泊)
   二日目  ホテル(7:30)-富士山奥庭駐車場(ウオークスタート9;30)・・お中道・・奥庭・・

         御庭・・大沢崩れ・・御庭・・奥庭・・お中道・・奥庭駐車場(ゴール)-富士山5合目
           - 駿河湾沼津SA-御在所SAー枚方(22:00)

仙石原のススキ
一日目  大型観光バスは 枚方、高槻、の各地で乗客を 

       乗せ新東名高速道路を走って 観光スポットの    

       仙石原に到着、 芦ノ湖の北側にある仙石原は  
       
       江戸時代初期まで 広大な原野であったが 

       屋根葺き用にカヤ(すすき)を植栽した、

      往復30分程度ですとの説明で、気軽に歩き始めたが                                     

      ガラガラ石がゴロゴロして歩きにくい、殆どの人が観光客で服装もさまざまで、

      おしゃべりしながら ゆっくり歩いている、ススキ原に入ってポーズを作って          

      写真を撮っている. 若い人はいいなあ、きれいだなあ、

      宿泊はビジネスホテルの「ルートイン御殿場」に4:30に到着 

二日目   7:30ホテル出発 バスで奥庭駐車場まで移動 全員トイレに行って身支度をする
 
 
 
 

                     地図の真ン中の奥庭駐車場から左へのコース 「大沢くずれまでを往復する
          9:30 スタート 約8km 時間約4時間 高低差100m
  

奥庭駐車場は標高2300m 準備体操中も冷たい風が吹き 小雨もパラパラして 急いで

雨具を着込む人,又,グループ参加(20名)の女性群の相談し合う会話が騒々しい

若い女性添乗員は大声で 出発の号令をし ツアーの旗を高く振って山道に入って行く

「お中道回り」とは 昔 富士山に3回以上登頂した者だけに許された信仰の道である


「大沢くずれ」への矢印
とは言っても整備されているのでもなく 木の根っこがにょろにょ

ろと這っていたり 細い道筋にガレ石ごろごろして 足元は油断

出来ない 44名の団体となると 速度が延びて スケジュール

タイム通りに進めない

ななかまど
アルミのはしごを上る











アップダウンを繰り返し 沢を渡ったり くさり場に出くわしたり

「お助け小屋」で休憩の後 「大沢くずれ」へ急降下する.            

両手両足に全集中力を注込んでがんばる                                

展望台へは10分ほどでいけるらしいが、先頭の方で 何か 叫び声がする 「ガスで何も見えない

ので バックしまーす」・・・・・・ ほっとした

やれやれ この老体には危険なことじゃと思っていたので助かった

それでも ハリキリおばさん達は見に行かんと意味がないと「大沢くずれ」の現場まで元気よく
 

下って、間もなく 上り戻って「何んにも見えなかったけれど 気が済んだ」と明るい顔

「大沢崩れ」は今回のウオーキングの目的であったのであるが 展望台に立ってもガスで

何も見えなかったようで 資料によると 大規模な浸食谷は 巾500m 深さ150mで        

現在も1日にダンプカー28台分の土砂がうごいている



標高2409m
滑沢(なめさわ)






                                                                                                   





元の来た道を歩き 滑沢(なめさわ)でしばし休憩、甘いお菓子を もらったり あげたりして

滑沢の雄大な斜面でくつろいでいると  富士の偉大な懐にいるような 温かみを感じる      

帰りは 見覚えのある倒木や 砂地の急斜面も 難なく通過する。





 
雲海の向うに南アルプスが見える





  




         
                   


                 全員が無事に戻ったタイム5時間 

予定は4時間であったが 大団体なので仕方ないが お腹はぺこぺこで くたびれた

バスでスバルライン富士山5合目まで移動 レストラン雲上閣で「ほうとう鍋御膳」をゆっくり     

くつろいでいただき やっと体が温まった

驚いたことに 外へ出て振り返ってみると、 富士山が薄化粧してる、嬉しかったようーー
                                                    拍手!!