2014年8月15日金曜日

アハハハハ

 

         近 藤 勝 重 著  「しあわせの 五 七 五」 より





                         がんばれ」 も慰めもない 友がいい

                       足して引き  一つ残れば いい人生
      
                       母が言う 「そんなもんや」に励まされ
        
      着飾って  しぼんだ心  ふくらます
     
     何買うも  残りの歳を  考える

            アハハハハ それで万事をすます母

                      父の背を  流すようにと  墓洗う

                      畳替え  私も青く  替わりたい

                      ババカイを 女子会に変え 今おとめ

 
             詩人  まど・みちお      (童謡 ぞうさん  1年生になったら等々)


                   「おならは えらい」

                           でてきた とき

                           きちんと
                        
                           あいさつ する

                           こんにちは でもあり

                           さよなら でもある
                  
                           あいさつを ・ ・ ・


         せかいじゆうの

         どこの だれにでも

         わかる ことばで ・ ・ ・


          えらい

          まったく えらい

 


                   おあとが よろしいようで

                                         

2014年8月5日火曜日

歩きませんか

千畳敷カールを歩く
                                                                 2014-8-1   37名

行程   梅田(7:15)=名神 多賀SA=中央道 恵那峡SA=菅の台=山岳バス=               
     =駒ヶ岳ロープウエイ=千畳敷カール(散策)=駒ヶ岳ロープウエイ=山岳バス=

     =菅の台=名神 養老SA=名神 桂川PA=梅田

「歩きませんか」 とパンフレットの軽やかな文字につられて参加する。中高年の旅慣れた人達の

メンバーの中、ただ一人若いのは添乗員女性で 声も大きく元気で明るい

中央高速道の駒ヶ根ICから3分で菅の台バスセンター(標高850m)に着き 山岳バスに乗り換え

山間の急カーブを慣れた運転さばきで走行、駒ヶ根ロープウエー「しらび平駅」(標高1662m)に  

到着し 発車時間待ちしてロープウエーに乗る、61人乗りで7分30秒で「千畳敷駅」(2612m)着、

女性添乗員の話では3日前の時は、2時間待ちでロープウエー乗車だったとか(大変やねえ)


ロープウエイ前広場



















ロープウエイから出ると 気温は18,8度 涼しい

前の広場で 目の前に広がる千畳敷カールの簡単な説明がある

カール内の遊歩道は周遊約40分ですが 2時間30分の余裕で 高山植物をゆっくり鑑賞して

歩いてください

カールとは? 2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀形の地形。

後方に宝剣岳の威容
雪が残っている


                                  



                                                                                                                                                   


ゴツゴツしたアルプスの山容に圧倒されて しばらくしみじみ眺める
  
目の前に聳える宝剣岳(2931m)は中央アルプスの代表的な風景にあげられ、急峻な岩峰で、 

しばしば滑落事故が発生」している。 多くの人命がうしなわれている

   { 麓の宮田村の小町文五郎と唐木五郎右衛門が山頂に「不動尊」を奉納した(1795年)

   下諏訪の寂本法師が(1811年 )山頂に重さ7貫目(約26kg)の錫杖を奉納したことから      

   「錫杖岳」とも呼ばれている。 }

遊歩道は ぞろぞろと賑わっている バリッと山スタイルを決めてる人、 気軽にスニーカー

の人、 小さい子供もうろうろ、立派なカメラでシャッターを決めてる人

中には温厚そうな山岳ガイ氏(個人ガイド)の説明を熱心に聞き うなずきながら 歩いてる人。


アオノツガサクラ
ウメバチソウ
















                                         



     
リユウキンカ

イワカガミ












                              






         
クロユリ






コバイケソウ
















                        


シナノキンバイ




ナナカマド




     











アキノキリンソウ

チングルマ


     遊歩道とはいえ 岩のごろごろしたところを 上る人 下る人がお互い気使って進む

     花を見つけると花の名前を聞いてシャッター、教えてもらったり 教えてあげたり

           草いろいろ おのおの花の 手柄かな     芭蕉

                    
遊歩道を大分歩いたかなと思った頃

「八丁坂分岐点」に至る 

真っ直ぐに登れば 乗越浄土ー中岳ー

木曽駒ヶ岳山頂(2956m)に行ける

仰ぎ見れば 蟻のように登る人の鮮やかな

彩りの行列が 動いている

往復四時間のコース。 頑張ってるじゃん
 







               信州駒ヶ岳神社
   
               開創 昭和43年

               御祭神  天照皇大神

               大山祇大神 

                  
               
                  何もかも それでいいよと 澄んだ空      てぬきうどんの女



                   体より こころにいいの 歩くって        能登恵美子