2014年9月22日月曜日

キューピーマヨネーズ

酒は白雪(長寿蔵)とマヨネーズ伊丹工場見学
                                  20014-9-5      32名

          集合場所   みどりヶ丘バス停前 及び 7丁目バス停付近

          集合時間   午前10時~

          帰着時間   午後16時00分頃

          費   用    1700円(昼食代含む)

          行   先    白雪ブルワリービレッジ長寿蔵(昼食場所)

                    キューピーマヨネーズ 伊丹工場(工場見学)

  
          枚方市の福祉バスを利用して 二町内が合同のツアーとなる

          バス車内は陽気なおばちゃん達で軽やかな笑い声が絶えない

          西宮SAでトイレ休憩の後 間もなく「長寿蔵」に到着(兵庫県伊丹市)

       
          小西酒造が 江戸時代建築の酒蔵を再生し 清酒発祥の地である
 
          伊丹の酒つくりの歴史や 道具200余点が展示されている

















            創業は1550年(室町時代)初代は薬屋新衛門

                                キャッチフレーズ 「山は富士 酒は白雪」



芸術的な網目の酒樽 























かすり 















 














昔の酒つくり
        * 洗米 (手洗いと足荒いがあり踏桶に1斗~1,5斗の白米をいれ水洗い

        * 蒸米 (吸水させた白米を甑(こしき)(せいろ)にいれ 大釜の上に乗せ蒸す
                                       1回に蒸す米の量は8石~10石

        * 放冷  蒸米は 麹、もと、もろみ用に区分し、かすり でとり飯試桶で運び                                             莚(むしろ)にひろげ自然放冷

        * 麹づくり  麹室に入れ 麹菌をつける 麹蓋にいれ棚に積み重ね2昼夜

        * もとづくり  麹と蒸米を手で混ぜ もとすり棒ですりつぶす

        * もろみ造り 20日~25日発酵

        * しぼり  酒袋にいれ絞る

        * 火入れ  絞たての澄酒を約55度で加熱

        * 貯蔵   囲桶(かこいおけ)にいれ約半年~1年貯蔵
       
        * 樽詰   樽は厳選された杉材で桶を作り竹で編んだ箍(たが)で締める

  醸造の厳格な作業に思いをはせ 刀自達の掛け声や 裸の背中から汗が噴出るのを感じる


  見学の後は お楽しみの食事室(重厚)に移動して 別のご町内の皆さんともご機嫌よく並ぶ

  小綺麗に盛り付けられた 料理は味もよく 分量もほどほどで 楽しい会話が尽きない





 

         






食後 お土産売り場では 大吟醸はじめ 種々のお酒がずらりと並び またお酒を基本にして

創られたあめ等とりどりにあって 大賑わいで買い物に夢中になる





キューピーマヨネーズ工場 (兵庫県伊丹市)



創始者  中島董一郎

アメリカで缶詰を勉強していたが 帰国後 日本人の体格向上を

願って、当時の輸入品と比べて2倍の卵黄を使った栄養価の高い

マヨネーズを販売しようと考えた



   












若くて綺麗な案内嬢の流暢な語り口がさわやかで 説明に従って部署 部署を廻って行く

なるほど 日常何げなくサラダにかけて食べていたが 綿密に計算され 各行程を経て      

製品となっていくのかと 改めて感心する

別のコーナーで割卵機の実演説明がある
 
    ・機械に横向にはまった卵の下方に 針のようなもので 筋をいれる(ひびを入れる)
  
    ・卵の殻は さっと左右に開き 口を開けたようになる

    ・下の受け皿に落ちた卵の白身はじょうごを通して下に落ちる

    ・黄身だけがローラーに乗って調合タンクに運ばれる









工場には残念ながら 売店が無かったが

マヨネーズや他のお土産をもらった







   マヨネーズはかけるだけでなく 他にも使いかたがあるよ!



      試しにスクランブルエッグを作るときに 油の変わりにマヨネーズでやってみると

      ふわっと仕上がった

                     キャッチコピー  (秋山昌)

                    都市とマヨネーズ (1968年)

                    野菜を見ると、想像するもの (1998年)
    
                    speed 料理は高速へ(2001年)
             
                    サラダ化現象(2003年)

                    愛は食卓にある(2006年)

               (ちなみに 秋山昌氏のコピーに「男は黙って サッポロビール」は有名である
                                                  

2014年9月14日日曜日

葦の会 ウオーク


摂 津 峡 を 歩 く
                              
                                      2014-9-3       24名

コース  JR高槻(9:30)ー阪急バス西之川原橋停ー摂津峡広場ー桜公園の階段コースー

      -キャンプ場ー白滝ー萩谷運動公演(昼食)-白滝ー桜公園ー阪急バス停塚脇ー

名称 摂津峡
              ーJR高槻北口(15:25)解散















  リーダーが案内板の前で 「一番優しいスカイラインハイキングコースを歩きます」と

  にこにこ顔で三本コースのうちの 左側の線に指でたどり 「ゆっくり行きましょう」

                                                                                                                                 

                   
地図 左 線 スカイラインコース  所要時間 60分 キャンプ場と市街地を俯瞰できるコース

   中間線  中腹自然林コース  所要時間 90分 クヌギ谷 白滝 がある林間コース

    右 線  渓谷コース      所要時間 40分 渓流沿いのコース  
 
        


 桜広場で身支度を整え直ぐに80段ほどの階段を登り 青少年キャンプを通り抜け 

 程よい山道を気楽に歩く  














                お天気良し! 空気良し!  おしゃべり良し






くぬぎ かな? みづなら かな? 青いまま落ちてきたんだ







               


      
        萩谷運動公園広場でランチタイム

        てんでんばらばらにグループが

        敷物を広げ お弁当を開ける

        池は寂としている
      
     

赤い水引草  黄色い金水引草 
    



















白 瀧 







芥 川






流蛍の 自力で 水を離れ飛ぶ

                       山口誓子

















「摂津耶馬溪」

北摂随一の景勝地とされ 約4kmに     

わたって夫婦岩 八畳岩などの奇岩     

断崖 瀧などが続いている









山口誓子句碑

お遍路 

  四国八十八所巡り  第3回
                                          2014ー8-29     42名  

   旅 程     枚方== 12番焼山寺== 13番大日寺==14番常楽寺==15番国分寺==枚方

   枚方のバス集合場所にはお遍路のバス車列が第1回 第2回 第3回(2台)と4台も並び

   添乗員があっちで こっちで 案内の呼び声でグループ毎にかたまっている

   バス走行中に車内挨拶で「本日は他の地点からも、遍路バスが出ていますので渋滞を

   避けて参拝順路を逆にします」ということで 第15番 国分寺から始まる


第15番 国分寺                  徳島市国府町

   
第15番国分寺門前

         宗 派  曹洞宗

          本 尊  薬師如来

           開 基  行基菩薩

           創 建  天平13年(741)

     真 言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
太子堂












仏教に篤く帰依した聖武天皇は、政教一致、地方文化の向上 などを祈って全国に国分寺を創建

した (四国には四県に国分寺がある)   
    
 阿波国分寺には聖武天皇から釈迦如来尊像と「大般若経」が納められた。                                                    
 開基は行基菩薩で薬師如来を彫像し本尊としている



              無縁仏               
その昔お遍路の途中で行き倒れになった人達の墓



第14番 常楽寺       徳島県国府町

釣鐘堂(左) 本堂(正面)




       宗 派  高野山真言宗

       本 尊  弥勒菩薩

       開 基  弘法大師

       創 建  弘仁6年(815)
  
                  真 言  おん まい たれいや そわか
                                                                                                                                         




太子堂 
弘法大師が42歳の頃 この地で真言の秘法を修行

していた時 多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが

來迎された 大師はすぐに感得しそばの霊木に   

その尊像を彫像し堂宇を建立し本尊にした      




第13番 大日寺      徳島市一宮町



本 堂 

     宗 派  真言大覚寺派

     本 尊  十一面観世音菩薩 

     開 基  弘法大師

     創 建  弘仁6年(815)

     真 言  おん まか きゃろにきゃ


     

太子堂 


  弘法大師がこの地で護摩修法されていたさいに                                                  空中から大日如来像が舞降り「この地は霊地なり

  心あらば一宇を建立すべし」と告げられた

  大師は大日如来像を彫像して本尊とし堂宇を建立す

                                         






大日寺の住職に就任した韓国籍の金昂先(キム・ミヨウソン)さんは、

夫の大栗弘榮住職が急死され その跡を継いで修行を経て住職に就任された

韓国文化庁から伝統舞踊の第一人者として県内公演の際、大日寺で宿泊したことが縁で

1996年に大栗さんと結婚した「徳島市で暮らし、ここで骨を埋める覚悟で徳島県民です」

「宗教も芸術も人間にとって欠かせないという共通点がある。その両方で日韓の架け橋に

なりたい」

2013年9月8日 NHKで放映された   「こころの時代~宗教・人生~「お大師様に導かれ」」


第12番  焼山寺   徳島県名西郡神山
                             
        
 
      宗 派  高野山真言宗

      本 尊  虚空蔵菩薩

        開 基  役行者小角

        創 建  弘仁6年(815)

        真 言  のうぼう あきゃしゃ きゃらばや  おん
                     
            ありきゃ まりぼり そわか

      

本 堂 

太子堂














雨に煙る杉木立

焼山寺山(標高938m)の8合目近くにある山岳札所である。昔から険しい坂道の難所で

「修行の霊場」で「遍路ころがし」といわれている。

此の山には神通力をもった 大蛇が棲んでおり しばしば火を吐いて農作物や村人たちを

襲っていた。弘法大師がこの地に巡られて一本杉で休んでいたところ、夢に阿弥陀様が現れ

た。目を覚ますと、目の前が火の海になっていた。大師は麓の垢取川で身を清めて山に

登ると大蛇が全山を火の海にして妨害した

大師は印を結び、真言を唱えながら進んだのだが 大蛇は山頂近くの岩窟で姿をあらわした

大師は一心に祈願し、虚空蔵菩薩の御加護のもと岩窟に封じこめた。

山は焼山となってしまったので大師が「焼山寺」と名付けた

境内には樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)が並び 巡礼者を迎えている。

           
  焼山寺を出て 山道を降って行くと衛門三郎のゆかりの杉の大木に出会う


杖 杉 庵
衛門三郎の杖を墓標にしたら
根が生えて杉の大木になった

現在の杉は2代目である





衛門三郎 

















むかし天長の頃(824)伊予の国荏原(じんばら)の郷に河野衛門三郎という強欲非道の大庄屋が   

住んでいた ある日旅の坊さんがやって来て、門前で托鉢の鈴を鳴らした昼寝を破られた三郎は

腹を立てて 竹箒で坊さんの托鉢をたたき落とした托鉢は8つにくだけ、飛び散った、    

そんなことがあった翌日から、衛門三郎の8人の子供が 次々と亡くなってしまった。        

子供を亡くした三郎は声を上げて泣く日が続いていた。

ある夜、三郎の夢枕にあの旅のお坊さんが現れ「前非を悔いて情け深い人になれ」と告げる

夢から覚めた三郎は、強欲であったことを悔い、あの時の僧は弘法大師だったのだと気がつく

あの高僧に謝罪し許してもらおうと四国遍路の旅に出る (これが遍路の始まりと言われる)

しかし、四国を二十数回巡りましたが、逢う」ことが出来なかった

とうとう三郎は12番焼山寺の近くで倒れた. いまわのきわに「三郎!三郎!」と呼ぶ声に眼を

開くと、弘法大師が現れ「衛門三郎再来」と書いた小石を握らせた。

そして三郎は眠るがごとく この世を去ったといわれている

小石は第51番石手寺に安置してある


      永き日や 衛門三郎 浄瑠璃寺      子規





2014年9月4日木曜日

三保の松原

家 族 旅 行   三保の松原
                                           2014-8-21~22                       
                                   

  新幹線静岡駅(12:15)着 東京から来た息子家族と合流 東海道本線に乗り換え15分で    

  清水駅に着く 駅前でタクシーに乗り30分ほど市街を通り抜け「羽衣ホテル」」に落ち着く

  ゆったりした和室で旅の荷物を解いてから、 三保の松原散策に出かける
 


  
国指定名称 三保の松原











古より 此の地に立って感歎した人々の声が{聞こえる


新三景之碑

自動シャッター10秒で・・・・・








               



     浜辺の散歩から部屋に戻って  ゆかたに着替え 露店風呂で ゆっくりくつろぐ

  夕食は豪華版で 盛り付け姿良し 味良し 時間をゆっくりかけて 伊勢海老、あわび等

  海の幸 山の幸を満喫する



部屋の前庭
前庭に石舞台(能舞台)
9月上旬に薪能が宝生流で行われる










                                                                                       
部屋の片隅に置かれていた裁縫箱


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  神奈川県の介護老人ホームに 義姉が入所しているので 久し振りに尋ねてみると

  折しもボランティが「阿波踊り」を催し始めたばかりで 太鼓(テープ)の大音響と 横笛の

  お囃子で 会場の周りを20人程の踊り子さん達が練り歩く 時々 メロディーが変わり

  テンポも変わり 賑やか賑やか どんどんどん こりゃさ ありゃさっさあ 手振りよろしく・・・

  そのうち 希望者は車いすのまま うちわで調子をとって ぐるぐる回る






























姉もこの日の為にか いつものおしゃれをレベルアップして

にこにこと うちわを振りかざして車いすで 廻っていた

 
  職員の女性の方々は若くてきびきびとサポートし 気持ち良い。                              

「阿波おどり」は40分も頑張って演じられ終って一団は水を引くように退出し何時もの静かさになる 
 
姉との再会は一年振りで 「昨日からずうーっと待ってたの」と満面の笑顔で喜んでいただき

        お互い歳をとったなあと言いながら昔話に笑いあう。

        又の再開を望み 硬い握手をしてケアセンターを辞する

     過ぎた日が 泣いたことさえ 哂わせる
                                        (洗濯ばさみさんの句)