2014年3月25日火曜日

枚方山歩きの会

青春きっぷで行く早春の熊野路
                               
                                    2014-3-16       21名

 行程 JR京橋発(7:48)紀州路快速和歌山行=和歌山駅発(9:45)=御坊駅発(10:55)

     紀伊田辺行→岩代駅11:23着 青春きっぷ使用で5人1組の行動

     岩代駅・・千里梅林・・千里の浜・・千里王子跡・・千里観音・・南部峠の地蔵・・

     海岸線防波堤・・三鍋王子跡・・南部駅発15:22=京橋(解散19:00)



山歩きの会では JRの青春きっぷのシーズンには5人グループ毎の組合わせで遠方に行く

今回も通常ならば 京橋発着往復運賃5040円のところ一人2300円で片道3時間30分の鉄道の  

旅を楽しむ 時間を忘れて会話がはずむ 会長の思い出の山行話に 若かった頃の無茶振り  

に楽しく耳をかたむける うへえーっ!現実から一挙に20年前 40年前の夢いっぱいの山靴の  

足音になる 険しい山肌が目の前に浮かぶ、聞いているだけでわくわくする

「山のすばらしさをみんなに 知ってほしくて」の言葉に リーダーのポリシーを伺わせて頂いた

以前にいた他の山会では突貫登山で 未熟な私は青息 吐息で緊張の連続であった 

この会のおおらかな雰囲気はリーダーの人徳のおかげで 気持が落ち着き、救われた。    

会長の出発号令はいつも同じで 気負わずに 「ほな 行きまひょか」・・・・・・・笑っちゃうよ



 岩代駅を降りて直ぐに歩き出す 晴天に恵まれ 

 久し振りの再開を互いに喜び合う

 今日は山路でなく平地ばかりなので楽々コース

  と言って喜ぶ仲間と共に歩く


                     
               岩代駅~南部駅





早々と海の見える丘に立ち ここで昼食タイムとなる

ピクニック気分でお弁当を広げる、西瓜を一切づつ配る人あり

甘味も色々廻ってくる、こちらも配りに廻る 楽しい一デザート

食事を終えたらヨモギ摘みに熱中する人あり              

                                                           一人が始めると 誘われるように  連なって 精を出す、



千里梅林は もう花の時期は過ぎて裸の樹々が延々と広がって

いる、花の時期には 一目百万本 香り十里と言われる梅林で  

見事ものでござんしょ 



王子の立札を見ると 熊野古道を歩いているのだと気が付く

昔の人はよく歩いたもんだねえ

熊野参詣は中世紀頃が最も盛んで天皇 貴族 女院 が片道

2週間余をかけて行われた

         白河上皇9回  鳥羽上皇21回  後白河上皇34回  後鳥羽上皇28回

    女院や貴族も 随行し 各王子で休憩したり 和歌の会を催したそうな

    都を出てから何日も険しい山道や海岸を歩いて熊野に向かうことは 難行苦行で、    

    その功をつむことで悪行煩悩の垢をすすぐことになる  = 苦行滅罪

           藤原宗忠(1109年)中右記に次のようにいっている。

  遠く洛陽(京都)を出て、幽嶺を登り、深谷に臨み、巌畔を踏み、海浜を過ぐ。難行苦行、

  存るがごとく亡きがごとし。誠にこれ生死の嶮路を渋り、菩提の彼岸に至るものか。                                     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  

  つくしの群生地が見つかり夢中で摘む人 傍観する人、手助けして積んだのを渡す人、    

  女性陣のパワーを男性陣はにこにこ と笑っている。つくし、よもぎ、のびる、と詰め込んだ

   ポリ袋がはち切れそう  余分にポリ袋を渡す、大収穫に満足した笑顔に ニコニコ。




 トンネルを抜けると 海が広がった「うわー うわー!」
 

 千里の浜である 熊野参詣道の一部で1,3キロの海岸線







白砂青松の美しいこの浜は枕草紙や伊勢  

物語に出てくる 又、アカウミガメの産卵地  

で5月中旬から8月下旬にやってくる。   

柔らかい砂浜にきれいな貝殻が大小種々 

散らばって、ここでも又貝殻拾いに夢中よ    

貝殻は海水に洗いさらされて清らかに可愛いく散らばっている 桜貝の歌を口ずさみたくなる

                  うるわしき桜貝一つ  去りゆく君に捧げん
                   
                  このはまの浜辺に  われ一人ひろいし貝よ

                    
                                              

                                                                   


                                




 


千里王子
                         
                                                            
足利義満の側室北野殿の参詣の際に浜辺で                         

拾った貝を奉納している。                三鍋王子
                              境内に「小栗井戸」がある

                                                                          毒酒を飲まされ歩く事が出来なくなった「小栗判官」が

                               妻照手姫の献身的な介添えで熊野へ向かう途次

                              この井戸から水を汲んで飲ませたと伝えられてい
                  
                                                               



会長様とはこの回でお別れとなる、15年間 北は北海道「利尻岳」 

から南は屋久島「宮浦岳」まで楽しい思い出いっぱいの山行を

経験させいただいた。 惜別の思いに胸が痛む 淋しいよう 

ポロポロ・・・ ポロポロ・・・ さよなら・・・ ポロポロ・・・ ポロポロ・・・




2014年3月23日日曜日

おいでやす

おいでやす

ちょっと温かい日がやってきたかと気を緩めると 翌日は冬の冷気が体を締め、気分が落ち込む

が、今日は柔らかい温かい日差しに嬉しくなり 庭の草むしりをちょっとだけやり始める

冬の間はさして気にならなかった足元に あちこちに雑草がちょこちょこと 生えているよ        

「よッおいでやす」と しゃがみこんで、 背中に温かい日差しを感じながら雑草を次々と摘み進む    

 これから ずうーっとお付き合いせんなりまへんなあ

腰が痛くなってきたので ようやく立ち上がる ふと 横の花壇に小花が咲いているのに気が付く

「まあ ようこそお越しやす!」「冬の間 見向きもしませんですんまへん ほんに! おいでやす」














      デージー



                                                                                                      ヒマラヤ雪の下
  ご ち そ う さ ん


お彼岸のお墓詣りに里で兄弟が集まるのが恒例になり、賑やかに気楽な会話が交差する

そうしている中 「ハンバーグ」の作り方やミンチ肉の種類についての熱弁に耳を傾ける

いかにも美味しそうで 食卓に並んだ家族の笑顔が目に浮かぶ (美味しそうやな食べたいなあ)



思いが 何時か 叶えられるとは たいそうな話だけど

偶然にケンタロウさんの「ふっくらハンバーグ」のレシピが目に

とまり、 分量と手順を追ってやってみる いつもはアバウト

にやり過ごす分量をがんばって計量スプーンでやってみる

あれこれ思い乍らも出来上がり。 ドキドキしながら盛り付ける

         さぁー召し上がれ ウッフフッ!いいじゃないですか!美味しいよ!美味しいよ!

         ジュウシ―で旨みがあって 油濃さがない。 嬉しく完食 ホールインワン。

 お 正 月


 
       古い話で申し訳ないが お正月に頂いたおせち料理の味わいを今でも喜んでいる

       彼女は江戸っ子なのに 京風に薄味でそれぞれの持ち味がしみ込んでいる

         れんこん 椎茸 竹の子 こんにゃく ごぼう にんじん  

         黒豆 なます くりきんとん 伊達巻  上品な美味しさはなんだろう?
       
       お吸い物が一番難しいと思うけれど 負けた、(この味にいつも苦労しているんよ)

       デザートのケーキも何時もながらの洒落た甘味に感心しながら 楽しくいただいた!

                ご ち そ う さ ん で し た
                
       
      

2014年3月21日金曜日

富士山麓ウオーク 第10回

富士山本宮浅間大社・白糸滝コース
                                       2014-3-13~14    31名

行程 
1日目 梅田(8:30)=新名神土山SA=新東名遠州森町PA=西湖いやしの里根羽(ねんば)=                                                                             

                                  河口湖畔 ホテル ぽぷら(泊)(16:30)

2日目 お宿(8:00)=外神スポーツ広場(ウオークスタート)・・・工藤祐経の墓・・・曽我の隠れ岩

    ・・・音止めの滝・・・白糸の滝(ゴール))=新東名浜松SA=新名神t土山SA=梅田(19:00)

西湖いやしの里根場(ねんば)

 
  小雨降るなかの観光である この里は昭和41年の台風災害で甚大な被害を受けたが 

  40数年の歳月を経て現在は20棟の茅葺民家がよみがえった















農家のくらし振りを展示の家



                               つるし雛を展示する家(作り方も教えてくれる)
 


                         災害時の写真と解説
お食事処 (コーヒー 甘酒)



                            


 天候が良ければ富士山が見えるはず
                    だった 
           (資料写真より)                                                                             









ホテルのロビーに飾られ華やぐひな飾り          夕食、朝食も大食堂でゆっくりバイキング        

2日目  富士山麓ウオーク    

                                                                                     
出発地 外神スポーツ広場 富士宮市外神東

距 離  8,3km 

時 間  約3時燗30分

高低差  200m

お蔭さまで今日は からりと晴れた天気で

県道41号線を北へ北へと歩くのみ、交通量は

少なく時折車が行き交うが気にならない

ひょっとして富士山が右手に見えるかなと期待

するが それは無理で平坦な歩道を 雑談しな  

がら歩く。














 工藤祐経(すけつね)の墓                          曽我のかくれ岩(仇討の密談をした)

曽我の仇討
  曽我兄弟の父、河津三郎祐泰(すけやす)が領地争いにより伊豆で工藤祐経に1176年10月に

  暗殺された、兄の曽我十郎祐成(すけなり)、弟の曽我五郎時致(ときむね)は武士道の面目に

  かけて仇討を念願し富士の巻狩に参加して遂に、1193年5月28日仇討を達成する  

 

      音止の滝

工藤祐経の陣はこの地の東方にあった

25mの高さから轟然と音を立てて落下す

仇討の手はずを話合う曽我兄弟の声が、

滝の轟音にかき消されるので二人は神に   

念ずる    と 通じたのか密談中に滝の音    

は止まったと言われている



 白糸の滝

 天下の名瀑を40年ぶりに見る            

昔はもっと幅が拡がっていたが 土産店や

観覧用の橋が架かったりしてちょっと     

がっかりしたが 絹糸をさらしているような   

幾筋もの滝は女性的で魅了させられる

  
 




         白糸の滝      古写真


   



富士山本宮浅間大社   









湧水池  常時℃13度の湧水で富士道者(富士講)はここで身 

を清めて、六根清浄を唱えながら 登山する

            


                     境内にヒカン桜の満開を見て喜ぶ



             今回の富士山は バス車内から一瞬に撮らえた一枚のみ




2014年3月5日水曜日

氷見温泉

家族旅行 氷見温泉    
                                        2014-3ー3~4    4名

  JR京都  JR特急サンダーバード15号(11:10)(湖西線。北陸本線)-高岡(13:49)
         JR氷見線 高岡(14:15)ー氷見(14:46)

     JR氷見線の車両はアニメのキャラクターで賑やかに迎えてくれる



      氷見市出身の藤子不二子(A)は本名安孫子素雄(1934生) 氷見町の曹洞宗             

      光禅寺住職の 息子として生まれる 現在 氷見市名誉市民である

 
      忍者ハットリクン、 笑うぜえるすまん、オバケのQ太郎、怪物くん、・・・・・・・等々
   
      (オバケのQ太郎の奇想天外の魔法は毎週テレビで くすくす笑ってすっとしている)

  氷見駅

JR氷見線は高岡駅から終点氷見駅まで30分程の間

車内放送で観光案内をハットリクンの可愛い声で説明


氷見駅はローカル線らしいこじんまりして観光所もある。




                     

 ホテルの送迎車が走りながら観光案内をされる

 雪の立山連峰が見えますが この景色は 天候の悪い     

 日が多くてなかなか見られないですが 今日のお客さんは  

 運がいいですね と言われ雲の下に立山連峰が見え隠れ

 するのを目をこらして眺める (後日の天気は雪であった)



                   この島は個人所有のもので 

                  光禅寺(藤子不二雄)の寺域になる













ホテルの窓からも立山連峰を目を凝らして眺める       




                             別棟にある温泉かけ流しの湯は 湯量も多くじっくり

                             浸かっていると どんな病気も治りりそうな気がする



夕食は部屋食で氷見漁港に上がった活きの良いぶり、かに、あわび 等々15品目の料理が間を 

おいては運ばれてくる 久しぶりに魚類の滋味を満喫した。 もう動けないよーーーーーーーー

サービスコーナーで 無料ソフトクリームがあると聞いて それもぞろりぞろりと食べに行く


              フロントで日の出は露店風呂からの眺めがよろしいいです

                  明日の日の出時間は6時18分ですと聞き

          早朝から露店風呂で陣取る。薄明の富山湾を いか釣漁船の灯かりが

          一艘 二艘 三艘 と列になって 帰って行く  やがて徐々に空が茜色に 
          
          染まってくる 自然の趣きの豊かな色合いに引き込まれじーっと見ている

          
                   ちょっと きらっと光が挿し始めた

                   「うわあー 」といっせいに歓声!!!!!

         必死にカメラを構える  「カメラ持って来たらよかったなあ」  (お気の毒様)


            

             

                ↑          ↑    ↑        ↑      ↑
             毛勝山                         弥陀ヶ原
             2,414m    鹿島槍ヶ岳  剣岳    雄山
                       2,889m   2,999m   3,003m