2015年1月31日土曜日

インフルエンザ

養生あれこれ
                          2015-1-12~~~~~1-29

1月12日 朝食のテ-ブルに座って 体がなんとなく熱っぽいので 体温計を脇にはさんで見ると
38° 「えっ!」 と思ったら咳が矢つぎばやに出る
内科診療所で「検査の結果 「インフルエンザです」! 桑原 桑原(くわばらくわばら)でござる
爾来 ひたすら安静 睡眠と 時の流れに身をまかせ 2週間余過ぎて普通の人間に戻った

日頃バタバタ動き廻ってる生活から一転静止してしまって 唯一の楽しみは食べる事しかない

・ お米からおかゆを炊いて 改めて冷ごはんから作ったものでない美味しさに感動し             
  道の駅で買った昔つくりの梅干しの酸っぱさに震えながらも体に良いような気がした

・体が熱っぽいと冷たいものが食べたいが 栄養価の高い力の付くものも食べたい
 
 豚肉を さっと炒め砂糖 醤油で甘辛くし生姜をすりおろす。小松菜のおひたし。これも良し。
 デザートに 「ハーゲンダッツの小カップ」をゆっくり食べて終了

・風邪の為に調合されたお薬を真面目に飲むのも良いが どうも胃が重たい なんとかしよう。
 美味しいにゅうめんをつくろう 
 三輪そうめん山本の「白髪」は2013年にモンドセレクション金賞をとった 太さ0,3mmで        
 ゆで時間約30秒の簡単さである あっと言う間に出来上がる
 アツアツのそうめんに 食が進む  とりの手羽元の塩焼きを両手に持ってかぶりつく
 デザートは新鮮ないちご「さがほのか」 果物はやっぱりいいな!さっぱりした

・診療所で「熱はありませんが 体がしゃんとしません」と話して 別の薬を調合していただく
 帰りにスーパーのさかな屋さんの「上にぎり鮨」とインスタントの「シジミの赤だし」を買う
 日頃出来合いのものは買わないが まあ試しに食べてみる
 シジミ汁は以外と美味しかった(これならいける)「上にぎり」はパクパク食べてお腹いっぱい

・体調も殆ど元に戻ったが 昨日からちょっと食べ過ぎて胃が重い
 本日は「雪鍋」にしようと大根のすりおろしに気合をいれる
 中土鍋の8分目まで一所懸命に大根をすりおろし だし 醤油で薄味にし カニの足 椎茸       
 かぼちゃ 大根を入れて ぐらっときたら火を止めて 食卓へ
 あっさりして お箸がよく動く     満腹 満足 安心      ごちそうさま。

・「雪鍋」は正解だった  心身ともに良好  

 

    風邪で寝込んでいる間 助けられた食材に感謝
                  毎月 産地から送られてくる野菜や果物たち
        

  

                                      
   
                1月→
←2月

蓋を開けると心の籠った品物に思わず笑顔になる











2015年1月28日水曜日

枚方山歩きの会

三輪山(460m)
                                     2015-1-10         35名

交通  京阪 枚方市駅7:43=丹波橋8:15=近鉄天理9:21=三輪駅9:33着
             J R 長尾駅8:09 = 木津8:46 = 奈良9:07 = 三輪駅9:33着

コース  三輪駅~大神神社~狭井神社~三輪山~狭井神社~玄賓庵(げんぴあん)~
      ~檜原神社~巻向駅




JR三輪駅
奈良の大神神社と云えば全国的に有名な割に JRを降り立った
この駅は以外にこじんまりとしている。


                
            大神神社拝殿
                                                            祭神 大物主大神

                       
  三輪山がご神体であるので 拝殿からお山を拝する
  入山は狭井神社で参拝証の白い鈴付きのたすきを受けお祓    
  いを済ませる
 
    三輪山(467,1m)の行程は上り下り約4㌔で3時間以内に
      下 山しなければならない 山中の情報を他人に話す事を慎むのが マナーである

曾て 山形県の湯殿山に登拝した事があるが 山全体が神のお山で 登る時は全員裸足で 
ご神体の湯壺から湧き出る温泉の温かい地肌を神妙に踏みしめた 羽黒修験道の聖地で     
古来より 「言わず 語らず 語らば聞くな 聞かば語るな」と厳しい戒律があった

三輪山でも やっぱり裸足で登拝する人も数人おられたが きつい岩肌の登りは大変じゃよ

                    
        
        
    
                         
三光の滝









           
                                          奥津盤座(おくついわくら)                  
頂上には巨岩があるがこの山中で見学できるのはこの盤座だけである
古来日本の信仰は自然崇拝で巨石に神が宿ると信仰されていた
三輪山の祭祀遺跡としては 辺津磐座 中津磐座 奥津磐座などの巨石群、大神神社 拝殿裏  
の禁足地遺跡、山の神遺跡、狭井神社西方の新境内地遺跡などがある

狭井神社出発10:30~頂上11:50~狭井神社13:00 全員無事下山して広場の休憩所で昼食

午後は山の辺の道をあるいて 道端の無人販売のみかん 黒豆 等々買いながら歩く



玄賓庵(げんぴあん)

世阿弥の謡曲「三輪」の舞台として知られる
桓武 嵯峨天皇の信任を得たが俗事を嫌い三輪山の麓に
隠棲したという 玄賓僧都の庵

たまたまこの日 ほら貝の吹き慣らしを練習している人がいて
静かな寺から空気を吹き飛ばす音が空高くに響いていた



    檜原神社
       
       元伊勢と呼ばれ天照大神が伊勢神宮に移る前に
       祀られていた場所で本殿は無く三っ鳥居の向うの
       三輪山を拝す

       
新年早々に神のお山を登拝し 心身共に清められた思いであった 近鉄巻向駅 3:08
                                            お疲れさまでした。  


お遍路

四国八十八ヶ所 第6回  31番~37番
                                2014~12~25・26       35名

行程 一日目 梅田7:40=明石海峡大橋・大鳴門橋=室津SA=吉野川ハイウエーオアシス昼食         
          37番岩本寺=35番清滝寺=34番種間寺=三陽荘(泊)18:00

    二日目 三陽荘7:30=36番青龍寺=33番雪蹊寺=31番竹林寺=32番禅師峰寺=
          =日本サンゴセンター(昼食)=吉野川ハイウエイオアシス=大鳴門橋=
          =淡路ハイウエーオアシス=明石海峡大橋=梅田18:00

一 日 目              
      
                          第37番 藤井山 五智院 岩本寺   高知県高岡郡四万十町


  
  本尊  不動明王 観世音菩薩 阿弥陀如来 薬師如来
       地蔵菩薩 
  開基  行基菩薩
  創建  天正年間(729~749)
  真言  不動明王 なうまく さんまんだは さらたん 
              そはたや うん たらたかんまん
       他 四仏の真言は略す


    聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が 七難即滅 七福即生を記念して建立したと伝えられる



第35番  医王山 鏡池院 清滝寺   高知県土佐市高岡町

   本尊  厄除薬師如来
   開基  行基菩薩
   創建  養老7年(723年)
   真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか 

  



縁起によると行基菩薩が行脚していたころ この地で霊気を感得して薬師如来を彫像した、
弘法大師が訪ねたのは弘仁年間(810~24)のころ300m離れた岩上に壇を築き五穀豊穣を
祈願して閼伽井権現と竜王権現に十七日の修法をした、満願の日に金剛杖で壇を突くと
岩上から清水が湧き出て鏡のような池になったという
この水は麓の田畑を潤すことはもとより 「みつまた」をさらし紙を漉くのに重宝され やがて
土佐和紙産業をおこすことにも貢献している 

          


第34番 本尾山 朱雀院 種間寺     高知市春野町秋山

   本尊  薬師如来
   開基  弘法大師
   創建  弘仁年間(810~824)
   真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


6世紀のころ敏達天皇の6年百済の皇子から経論と仏師や造寺工を贈る旨の勅書が届いた
彼らが渡来したのは用明天皇の時代で大阪四天王寺造営にあたった ようやく落慶しその
帰途の航海中に 土佐沖で暴風雨におそわれて種間寺の近くの港に難を逃れて寄港した
海上の安全を祈って薬師如来像を彫像し山頂に祀った 
その後200年以上が経過して唐から帰朝した弘法大師がその薬師如来を本尊として開創された

二日目                ホテル 三陽荘7:30出発

                       第36番 独鈷山 伊舎那院 青龍寺   高知県土佐市宇佐町
                        

本尊  波切不動明王
  開基  弘法大師
  創建  弘仁6年(815)
  真言  のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ              
       まかろしゃだそわたや うんたらた かんまん

大師はこの地に堂宇を建て 石造の不動明王像を安置した
本尊の波切不動明王像は大師が入唐のさい 暴風雨を鎮める ために現れたと伝えられ 今も航海の安全や豊漁 世間の                 
                          荒波を鎮めてくれると深く信仰される                                                                                    
                                               力士 朝青竜はここの石段(170段)で体力を鍛えたことは有名である


第33番  高福山 雪蹊寺       高知県高知市長浜

  本尊  薬師如来
  開基  弘法大師
  創建  弘仁6年(815)
  真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

鎌倉時代の大仏師運慶とその長男湛慶がこの寺に滞在し
運慶は本尊の薬師如来と脇侍の日光 月光菩薩を製作
                         湛慶は毘沙門天像 吉祥天女像 善賦師童子を彫像した


第31番  五台山 金色院 竹林寺  高知県高知市五台山

  本尊  文殊菩薩
  開基  行基菩薩
  創建  神亀元年(724)
  真言  おん あらはしゃ なう


♪ 土佐の高知の播磨屋橋で坊さんかんざし買うを見た・・・・
                               で有名な「よさこい節」の舞台であるそうな

     学僧 名僧があつまる「南海第一道場」と知られている
     夢窓国師は山麓に「吸江庵」を建て後進の育成に努めた

     門前横には 植物学者 牧野富太郎博士の記念館と
     植物園がある
      
     慶長6年(1601)に山内一豊公が土佐初代藩主になって以来
     祈願所として帰依が厚く 寺運は隆盛した

五重塔   昭和55年建立 高さ31,2m  総檜造り 鎌倉時代様式
        県内唯一の5重塔
 




第32番 八葉山 求聞持院 禅師峰寺
                          高知県南国市十市
   本尊  十一面観世音菩薩
   開基  行基菩薩
   創建  大同2年(807)
   真言  おん まか かろにきゃ そわか

縁起によると 行基菩薩が聖武天皇から勅命をうけて 土佐沖        
                                            を航行する船舶の安全を願って堂宇を建てた      
のが起源とされる 大同2年に弘法大師がこの地を訪れ
      
虚空蔵求聞持法の護摩を修法され 十一面観世音菩薩を彫像
して本尊とされた
奇岩 霊石が立ち並ぶ その中の一つに海の満潮 干潮毎に
岩のくぼみの水が増えたり減ったりすると伝説がある

  芭蕉の句碑  「木枯らしに岩吹き尖る杉間かな」



日本サンゴセンター  12:20       階上で昼食(さぬきうどん定食)


      サンゴの工芸品 念誦 アクセサリー  いろいろ 目を楽しませる

吉野川ハイウエイオアシス=大鳴門橋=明石海峡大橋=梅田18:00着

2015年1月7日水曜日

枚方山の会 

納 山 会(男山レクレーションセンター)

                                   2,014-12-21          48名
   集 合   京阪八幡市駅  10時
   参加費   1000円
   持ち物   アルコール類 お茶は持参
   難易度   歩行片道40分位
   コース   八幡市駅~神応寺~鳩ヶ峰山頂(142.5m)~男山レクレーションセンター


          いよいよ年内最後の例会です
          皆さん楽しいひとときを過ごしましょう   




神応寺の横の階段をフーㇷー ハーㇵー言いながら九十九折
に上って平坦な道をしばらく歩くと鳩ヶ峰山頂の三角点に到着

  「今年最後の山頂踏破ですよ~」





リーダーの手際良い配分で7テーブルに分かれ肉類 野菜類が分配され有志者ご持参の大鍋をガスコンロに据え 水 出し と
具が大胆に掘り込まれ煮え立つまでの間に会長の挨拶と共に
前会長のご挨拶 続いて長老の乾杯の合図でいっせいに    紙コップを高く上げる

鍋がぐつぐつ煮えて湯気が上がり寒風の中で盛り上がる
豚肉 鶏肉 いか 鮭 白菜 ねぎ 舞茸 もやし うどん

お酒を振る舞いながら渡り歩く人 おつまみを配る人 自家製お漬物を配る人
巻きずしを50人分巻いてきて 振る舞う人 ビールやワインもそそぎ廻る人

コーヒーは別コーナーに湯が沸いていて 紙コップに各々が調達し クッキーをつまみ
久し振りに逢う人と挨拶を交わし 山登り以外の趣味の達人に耳を傾け 話題が尽きない


通称「宴会部長」お手製の歌詞カードが配られる  15ページもある豪華冊子

 
「二人の山男」 「穂高よさらば」 「坊がつる賛歌」 「空になる(百名山のテーマ曲:さだまさし)」
「花は咲く(復興支援ソング)」 「枚方山小唄(前牛谷会長作詞)」等々・・・・・・・・ 

                       48人の大合唱に上機嫌なのだが どうも調子が外れてる


前会長がにたにた笑いながら「正調 {二人の山男}の歌を
歌いますから続いて歌ってください」

 「見なれた山さ!山さ!
   ゆっくり行こう!あせらずに行こう!」 

どうにか調子の良い歌になって拍手!





   干支の引き継ぎ  「午年生まれ 集まれー!
                羊年生まれ 集まれ―!」

    手をつないで今年から来年に送りましょう」






     帰路は 全員 石清水八幡宮に参拝して解散になる    良いお年をお迎えください
            

2015年1月3日土曜日

東海道五十三次を歩く 第3回

草津から石部宿・三雲
                                 2014-12-14   38名   歩程約15㌔
 

  行程  大阪7:45=京都8:22=草津8:45・・・草津宿本陣(見学)・・・追分・・・目川・・・上鉤・
       ・・手原・稲荷神社・・・六地蔵・・・(弁当昼食)・・・伊勢落・・・(田楽茶屋跡、本陣跡)・      
       ・・柑子袋・・・家棟川(トンネル)・・・針・・・大沙川(弘法杉)・・・JR三雲=草津


  草 津 本 陣 
     大津宿から3里24町 東海道で唯一完全に残っている
     建坪468坪 部屋数36
     式台のある玄関を入ると大名の関札がずらりと並ぶ
     皇女和宮宿泊の時の膨大な大福帳が展示されていた
     
     広い湯殿 畳敷きの厠など江戸時代の面影を忍ぶ

     


追 分 の 碑

東海道と中山道がここから分かれる
           目川の一里塚
                                  追分から40分ほど歩いたかな?

                                                                   






           


   足利義尚公出陣跡

  鉤(かぎ)の地に9代将軍足利義尚の御所があった          
  六角氏討伐の為 この地から出陣した
         (この後 応仁の乱になっていく)
  
    

    



                    「和 中 散」 (漢方薬)

                    豪商 大角弥太郎 家宅

              
            徳川家康が腹痛をおこしたときに この薬
            を飲んだら治った

           このことから 家康が直々「和中散」と名付けた




   石 部 宿

    「京 朝立ちの石部泊り」 と言われ京都から9里強で

    江戸へ下る旅人の多くが最初に宿泊した宿場であった

    又伊勢路への街としても賑わった
   


    



大沙川(天井川)             
                               
                        
   天井川の下の道の  トンネル



                             弘 法 杉

         トンネルの際に樹高26mの大杉が聳えている

         弘法大師がここを通りかかった際に食事に
         使った杉箸を地面に挿したところ 成長して
         樹齢750年になる
         過去は2本立っていて「二本杉」と言われていた

                    
        
                   JR三雲駅(草津線)
         

  今回の終着点JR三雲駅(草津線)に至り15:59分の電車に乗って16:40分に京都に到着



歌川広重  石部 (目川の里)
   
   目川は菜飯と田楽豆腐が名物であった 店は名物を食べさせる伊勢屋である     

   店の前で奇妙な踊りを踊りながら旅をする一郡がいる それを振り返って眺めている
   供をつれた三人の女たち  そのちょっと前を重そうな米俵を背負った農夫達が歩く
   沿道には梅が咲きみだれて 早春の気配を見せている