四国八十八ヶ所 第6回 31番~37番
2014~12~25・26 35名
行程 一日目 梅田7:40=明石海峡大橋・大鳴門橋=室津SA=吉野川ハイウエーオアシス昼食
37番岩本寺=35番清滝寺=34番種間寺=三陽荘(泊)18:00
二日目 三陽荘7:30=36番青龍寺=33番雪蹊寺=31番竹林寺=32番禅師峰寺=
=日本サンゴセンター(昼食)=吉野川ハイウエイオアシス=大鳴門橋=
=淡路ハイウエーオアシス=明石海峡大橋=梅田18:00
一 日 目
第37番 藤井山 五智院 岩本寺 高知県高岡郡四万十町
本尊 不動明王 観世音菩薩 阿弥陀如来 薬師如来
地蔵菩薩
開基 行基菩薩
創建 天正年間(729~749)
真言 不動明王 なうまく さんまんだは さらたん
そはたや うん たらたかんまん
他 四仏の真言は略す
聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が 七難即滅 七福即生を記念して建立したと伝えられる
第35番 医王山 鏡池院 清滝寺 高知県土佐市高岡町
本尊 厄除薬師如来
開基 行基菩薩
創建 養老7年(723年)
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
縁起によると行基菩薩が行脚していたころ この地で霊気を感得して薬師如来を彫像した、
弘法大師が訪ねたのは弘仁年間(810~24)のころ300m離れた岩上に壇を築き五穀豊穣を
祈願して閼伽井権現と竜王権現に十七日の修法をした、満願の日に金剛杖で壇を突くと
岩上から清水が湧き出て鏡のような池になったという
この水は麓の田畑を潤すことはもとより 「みつまた」をさらし紙を漉くのに重宝され やがて
土佐和紙産業をおこすことにも貢献している
第34番 本尾山 朱雀院 種間寺 高知市春野町秋山
本尊 薬師如来
開基 弘法大師
創建 弘仁年間(810~824)
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
6世紀のころ敏達天皇の6年百済の皇子から経論と仏師や造寺工を贈る旨の勅書が届いた
彼らが渡来したのは用明天皇の時代で大阪四天王寺造営にあたった ようやく落慶しその
帰途の航海中に 土佐沖で暴風雨におそわれて種間寺の近くの港に難を逃れて寄港した
海上の安全を祈って薬師如来像を彫像し山頂に祀った
その後200年以上が経過して唐から帰朝した弘法大師がその薬師如来を本尊として開創された
二日目 ホテル 三陽荘7:30出発
第36番 独鈷山 伊舎那院 青龍寺 高知県土佐市宇佐町
本尊 波切不動明王
開基 弘法大師
創建 弘仁6年(815)
真言 のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ
まかろしゃだそわたや うんたらた かんまん
大師はこの地に堂宇を建て 石造の不動明王像を安置した
本尊の波切不動明王像は大師が入唐のさい 暴風雨を鎮める ために現れたと伝えられ 今も航海の安全や豊漁 世間の
荒波を鎮めてくれると深く信仰される
力士 朝青竜はここの石段(170段)で体力を鍛えたことは有名である
第33番 高福山 雪蹊寺 高知県高知市長浜
本尊 薬師如来
開基 弘法大師
創建 弘仁6年(815)
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
鎌倉時代の大仏師運慶とその長男湛慶がこの寺に滞在し
運慶は本尊の薬師如来と脇侍の日光 月光菩薩を製作
湛慶は毘沙門天像 吉祥天女像 善賦師童子を彫像した
第31番 五台山 金色院 竹林寺 高知県高知市五台山
本尊 文殊菩薩
開基 行基菩薩
創建 神亀元年(724)
真言 おん あらはしゃ なう
♪ 土佐の高知の播磨屋橋で坊さんかんざし買うを見た・・・・
で有名な「よさこい節」の舞台であるそうな
学僧 名僧があつまる「南海第一道場」と知られている
夢窓国師は山麓に「吸江庵」を建て後進の育成に努めた
門前横には 植物学者 牧野富太郎博士の記念館と
植物園がある
慶長6年(1601)に山内一豊公が土佐初代藩主になって以来
祈願所として帰依が厚く 寺運は隆盛した
五重塔 昭和55年建立 高さ31,2m 総檜造り 鎌倉時代様式
県内唯一の5重塔
第32番 八葉山 求聞持院 禅師峰寺
高知県南国市十市
本尊 十一面観世音菩薩
開基 行基菩薩
創建 大同2年(807)
真言 おん まか かろにきゃ そわか
縁起によると 行基菩薩が聖武天皇から勅命をうけて 土佐沖
を航行する船舶の安全を願って堂宇を建てた
のが起源とされる 大同2年に弘法大師がこの地を訪れ
虚空蔵求聞持法の護摩を修法され 十一面観世音菩薩を彫像
して本尊とされた
奇岩 霊石が立ち並ぶ その中の一つに海の満潮 干潮毎に
岩のくぼみの水が増えたり減ったりすると伝説がある
芭蕉の句碑 「木枯らしに岩吹き尖る杉間かな」
日本サンゴセンター 12:20 階上で昼食(さぬきうどん定食)
サンゴの工芸品 念誦 アクセサリー いろいろ 目を楽しませる
吉野川ハイウエイオアシス=大鳴門橋=明石海峡大橋=梅田18:00着
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