スケジュール 2013-8-19~21
一日目 伊丹空港 7:20→仙台空港 8:35=栗駒山・世界谷地湿原=鳴子温泉泊
二日目 お宿=元滝伏流水=鳥海ブルーライン=鳥海山五合目・鉾立展望台=
鳥海山・獅子ヶ鼻湿原(あがりこ大王。鳥海マリモ。出壺鑑賞)=湯野浜温泉泊
三日目 お宿=羽黒山(三神合祭殿参拝)=月山八合目・弥陀ヶ原湿原=湯殿山参拝(足湯)
仙台空港19:10→伊丹空港20:30
伊丹空港に6時40分集合なので 早朝4時起きで 先ず庭の植木の水やりをして 戸締りを何度も
チェックして留守中の無事を祈ってタクシーに乗ってからやっと落ち着く
JAL2201便は他の旅行会社のツアー客も含めて 満席で機内はむんむんしている。機内放送で
「富士山が見えます」の案内があるとざわざわと窓際の人達がカメラをかたむける、遙か右前方に
黒く くっきりと雲の上に乗ッかている、やっぱり誰も気持が華やぐ日本一!
雲海に浮かぶ富士山
仙台空港に着いて直ぐに大型観光バスに乗車 東北自動車道を走り栗駒国定公園内の
「世界谷地原生花園」に到着
栗駒山(1627m)の中腹(700m)に緩やかに広がる湿原で「世界谷地」とは 広い湿原と言う意味
で6月下旬にはニッコウキスゲが高原を黄色一色に染めあげるそうな。
早朝から飛行機やバス移動で 体が固まっていたのが 大自然の空気を吸って 木道をゆっくり
歩きながら名前がわからないが そっと咲く小花にカメラを向けて会話がはずんだり 結構 結構!
再びバスに乗車 今夜のお宿の鳴子温泉郷へ 宮城県の神室山地は温泉郷の宝庫で何処へ
行っても良い温泉が出そうで 東北三名湯の一っが鳴子温泉で 義経も芭蕉も通っている
鳴子湯の里幸雲閣 泊
昔から質のよい温泉が湧く
大浴場の入り口に「車湯の記」(銅版)が
掲げられている(往昔より名高き霊泉なり・・・・・・
源泉100%の重曹泉
鳴子のこけしは首が回りキュッキュッと音が鳴る 店頭でこけし作りの実演あり
全国こけし祭りが9月に行われ 東北各地から名士が集まり盛大なそうな
二日目
元滝伏流水 秋田県にかほ市象潟町 JR羽越本線象潟駅からタクシー20分
幅約 30mの苔むした岩肌から 鳥海山の伏流水が
滲みだすように流れ落ち ごうー-ごうー- ざあーー ざあーー
幽玄な世界がひろがる
苔の緑と飛沫の白が目に鮮やかで 空気は寒いくらいに 冷え
澄んでいる
鳥海ブルーライン 鉾立展望台
全長35kmの山岳観光道路は山形県遊佐町から鳥海山を通って秋田県にかほ市に至る
折しも天侯悪く 九十九折れの道路は5m先はガスで見えない
大型観光バスはゆっくりカーブを左に回ると 又カーブは右に
まわり 何度もハンドルを切り替えてようやく 五合目(1150m )
広場に到着 展望台に立つがガスが下からぐんぐん上がって
くる 日本海も奈曾渓谷も見えず どうしようもない 残念です、
休憩所のご厚意で 屋内食堂に入り お弁当を開けてゆっくりとく美味しくいただいた。
獅子ヶ鼻湿原
にかほ市象潟町
鳥海山北麓にあり 2時間半程で回れる
トレっキングコースでぶなの森は奥深く
神秘 的でガイド氏のユーモアたっぷりの
説明に耳をかたむけ、足元は木道を踏み
外さない様に フィトンチッドを充分に
浴びて 免疫力向上だよ!
昔、炭焼き用のぶなを伐採する時 根株を
残して伐ったので 樹はコブが発達して芽が出て成木になった こぶこぶのぶなの大木ばかり、
炭焼き窯も苔むして残っている。冬は雪が2mほどに積もるそうな、冬の生活は厳しいんだべ
「あがりこ」とは 地上から上がった所から子が出ていると云う意味
熊が山ブドウを取ろう
と 樹に登って行って落
ちた話は 面白かった
北海道で見るマリモは丸いが 「鳥海マリモ」は緑の苔のついた岩のような固まりで 水面に
ゆらゆらと 浮かんでいる
湯野浜温泉 ホテル海麓園 泊 山形県鶴岡市
日本海に面し 夕日100選に選ばれている
ホテルに5:30に着き 部屋は4階でラッキーなことに海辺側だったので 夕日が楽しめると
先ずは 大浴場で汗を流し 大急ぎで 部屋に戻り レースのカーテンを開けると広い水平線の
向うはすっかり 雲に覆われている、30分前まで 太陽が輝いていたのに がっかり・・・・・
出羽三山 (月山1984m 羽黒山414m 湯殿山1504m)
出羽三山は古くから東北を代表する聖地であった 古来より修験道の道場で 神仏習合の山
開山 崇峻天皇の皇子 蜂子皇子
月 山・・・前世(阿弥陀如来=阿弥陀如来浄土=過去)
羽黒山・・・現世(正観世音菩薩=観音浄土=現在)
湯殿山・・・来世(大日如来=寂光浄土=未来)
明治の神仏分離で神社になる。 羽黒山ー出羽神社 月山ー月山神社 湯殿山ー湯殿山神社
羽 黒 山
樹齢300年~600年に及ぶ老杉が生い茂る
芭蕉の句 ありがたや 雪をかをらす南谷
月 山 8合目・弥陀ヶ原湿原
標高1400m付近に広がる弥陀ヶ原はなだらかな湿地帯で
大小さまざまの沼が散らばっていて 高山植物の宝庫である
木道を歩きだして15分程で「月山御田原神社」の中宮にお参り
神様が御田植えされたことから「御田ヶ原」とも言われるが
阿弥陀如来が祀られていたので「弥陀ヶ原」と言われる
標高1983mに月山神社本宮が鎮座される、時間の都合で
山頂を見上げただけで、戻りコースを足元の花を撮りながら歩く
湯 殿 山
古来 出羽三山の奥宮とされ 修験道の霊地であり「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められ
本来は人に語ってはいけない霊場なのだそうだが、先ず裸足になり受付で人形(ひとかた)
をいただき、 お祓いを受け人形に身体の穢れをを移して水に流す
ご神体である巨石は黄褐色で温泉が流れていて 正面の大鏡に参拝してから、左側から
上っていく 温泉が流れているので 裸足に心地よいが ご神体をふんずけているようで
落ち着かないが 神様と一体になることかなあ、 ご神体の右側に下りて来ると「足湯場」が
設えてあり やっと平静な気分になる「昔は足湯場はなかった」と言う人がいる(観光用?)
芭蕉の句 「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」
見上げる大鳥居の向うからはカメラ禁止 参拝者用の中型バスで奥地に行く 片道200円
東北大震災の復興祈念の「大わらじ」
古来より山は日本人にとって 神そのものであった。庄内平野の上に、月山 湯殿山 羽黒山
の稜線は神々しく 神の宿る山から魂をもらって現生に生まれ、死ねばまた魂は山に帰ると
いう山岳信仰であった。
湯殿山詣の道「六十里街道」は鶴岡から湯殿山南側を通り、山形へと続き1000年以上前の古代
から開かれたと伝えれている
帰路 バスの窓から庄内平野の豊かな稲穂を眺めながら「藤沢周平」の「蝉しぐれ」を思い起こす
海坂藩の面影が残る鶴岡城下町にも行ってみたい お米も 旨えんだべ!
仙台空港 19;10発 JAL2216便 伊丹空港 20:30着 お疲れ様 感謝
チェックして留守中の無事を祈ってタクシーに乗ってからやっと落ち着く
JAL2201便は他の旅行会社のツアー客も含めて 満席で機内はむんむんしている。機内放送で
「富士山が見えます」の案内があるとざわざわと窓際の人達がカメラをかたむける、遙か右前方に
黒く くっきりと雲の上に乗ッかている、やっぱり誰も気持が華やぐ日本一!
雲海に浮かぶ富士山
仙台空港に着いて直ぐに大型観光バスに乗車 東北自動車道を走り栗駒国定公園内の
「世界谷地原生花園」に到着
栗駒山(1627m)の中腹(700m)に緩やかに広がる湿原で「世界谷地」とは 広い湿原と言う意味
早朝から飛行機やバス移動で 体が固まっていたのが 大自然の空気を吸って 木道をゆっくり
歩きながら名前がわからないが そっと咲く小花にカメラを向けて会話がはずんだり 結構 結構!
遙か向こうに栗駒山 50分のコース |
再びバスに乗車 今夜のお宿の鳴子温泉郷へ 宮城県の神室山地は温泉郷の宝庫で何処へ
行っても良い温泉が出そうで 東北三名湯の一っが鳴子温泉で 義経も芭蕉も通っている
道路の車止もこけし |
JR鳴子温泉駅の窓口にもこけし |
鳴子湯の里幸雲閣 泊
昔から質のよい温泉が湧く
大浴場の入り口に「車湯の記」(銅版)が
掲げられている(往昔より名高き霊泉なり・・・・・・
源泉100%の重曹泉
鳴子のこけしは首が回りキュッキュッと音が鳴る 店頭でこけし作りの実演あり
全国こけし祭りが9月に行われ 東北各地から名士が集まり盛大なそうな
二日目
元滝伏流水 秋田県にかほ市象潟町 JR羽越本線象潟駅からタクシー20分
鳥海山の伏流水 |
水は驚くほど冷たく澄んでいる |
順番でペットボトルに水を入れる |
幅約 30mの苔むした岩肌から 鳥海山の伏流水が
滲みだすように流れ落ち ごうー-ごうー- ざあーー ざあーー
幽玄な世界がひろがる
苔の緑と飛沫の白が目に鮮やかで 空気は寒いくらいに 冷え
澄んでいる
鳥海ブルーライン 鉾立展望台
全長35kmの山岳観光道路は山形県遊佐町から鳥海山を通って秋田県にかほ市に至る
五合目宿泊所 |
折しも天侯悪く 九十九折れの道路は5m先はガスで見えない
大型観光バスはゆっくりカーブを左に回ると 又カーブは右に
まわり 何度もハンドルを切り替えてようやく 五合目(1150m )
広場に到着 展望台に立つがガスが下からぐんぐん上がって
くる 日本海も奈曾渓谷も見えず どうしようもない 残念です、
休憩所のご厚意で 屋内食堂に入り お弁当を開けてゆっくりとく美味しくいただいた。
獅子ヶ鼻湿原
あがりこ大王 |
鳥海山北麓にあり 2時間半程で回れる
トレっキングコースでぶなの森は奥深く
神秘 的でガイド氏のユーモアたっぷりの
説明に耳をかたむけ、足元は木道を踏み
外さない様に フィトンチッドを充分に
浴びて 免疫力向上だよ!
昔、炭焼き用のぶなを伐採する時 根株を
残して伐ったので 樹はコブが発達して芽が出て成木になった こぶこぶのぶなの大木ばかり、
炭焼き窯も苔むして残っている。冬は雪が2mほどに積もるそうな、冬の生活は厳しいんだべ
「あがりこ」とは 地上から上がった所から子が出ていると云う意味
ガイドさんは大声で熱弁をふるう |
出つぼ(湧水池)鳥海山の雪解け水 |
と 樹に登って行って落
ちた話は 面白かった
足場が危険で写真が撮れず |
ゆらゆらと 浮かんでいる
湯野浜温泉 ホテル海麓園 泊 山形県鶴岡市
日本海に面し 夕日100選に選ばれている
ホテルに5:30に着き 部屋は4階でラッキーなことに海辺側だったので 夕日が楽しめると
先ずは 大浴場で汗を流し 大急ぎで 部屋に戻り レースのカーテンを開けると広い水平線の
向うはすっかり 雲に覆われている、30分前まで 太陽が輝いていたのに がっかり・・・・・
出羽三山 (月山1984m 羽黒山414m 湯殿山1504m)
出羽三山は古くから東北を代表する聖地であった 古来より修験道の道場で 神仏習合の山
開山 崇峻天皇の皇子 蜂子皇子
月 山・・・前世(阿弥陀如来=阿弥陀如来浄土=過去)
羽黒山・・・現世(正観世音菩薩=観音浄土=現在)
湯殿山・・・来世(大日如来=寂光浄土=未来)
明治の神仏分離で神社になる。 羽黒山ー出羽神社 月山ー月山神社 湯殿山ー湯殿山神社
羽 黒 山
国宝五重塔 創建 平將門 |
2,446段の石段を登る |
樹齢300年~600年に及ぶ老杉が生い茂る
芭蕉の句 ありがたや 雪をかをらす南谷
月 山 8合目・弥陀ヶ原湿原
エンレイソウ |
ニッコウキスゲ |
シロハナトウチソウ |
キツリフネソウ |
リンドウ |
標高1400m付近に広がる弥陀ヶ原はなだらかな湿地帯で
ハクサンフウロ |
木道を歩きだして15分程で「月山御田原神社」の中宮にお参り
神様が御田植えされたことから「御田ヶ原」とも言われるが
阿弥陀如来が祀られていたので「弥陀ヶ原」と言われる
標高1983mに月山神社本宮が鎮座される、時間の都合で
山頂を見上げただけで、戻りコースを足元の花を撮りながら歩く
湯 殿 山
古来 出羽三山の奥宮とされ 修験道の霊地であり「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められ
本来は人に語ってはいけない霊場なのだそうだが、先ず裸足になり受付で人形(ひとかた)
をいただき、 お祓いを受け人形に身体の穢れをを移して水に流す
ご神体である巨石は黄褐色で温泉が流れていて 正面の大鏡に参拝してから、左側から
上っていく 温泉が流れているので 裸足に心地よいが ご神体をふんずけているようで
落ち着かないが 神様と一体になることかなあ、 ご神体の右側に下りて来ると「足湯場」が
設えてあり やっと平静な気分になる「昔は足湯場はなかった」と言う人がいる(観光用?)
芭蕉の句 「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」
見上げる大鳥居の向うからはカメラ禁止 参拝者用の中型バスで奥地に行く 片道200円
東北大震災の復興祈念の「大わらじ」
古来より山は日本人にとって 神そのものであった。庄内平野の上に、月山 湯殿山 羽黒山
の稜線は神々しく 神の宿る山から魂をもらって現生に生まれ、死ねばまた魂は山に帰ると
いう山岳信仰であった。
湯殿山詣の道「六十里街道」は鶴岡から湯殿山南側を通り、山形へと続き1000年以上前の古代
から開かれたと伝えれている
帰路 バスの窓から庄内平野の豊かな稲穂を眺めながら「藤沢周平」の「蝉しぐれ」を思い起こす
海坂藩の面影が残る鶴岡城下町にも行ってみたい お米も 旨えんだべ!
仙台空港 19;10発 JAL2216便 伊丹空港 20:30着 お疲れ様 感謝
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