2013年7月6日土曜日

天得院


天 得 院                    2013-6-30

                        京都市東山区本町15丁目 

桔梗の開花に合わせて 特別拝観を行っているので友人と訪れた。
華 頭 窓

南北朝時代(1346~70)東福寺の第33世 無夢一清禅師に

よって開創した
       
















                 



杉ごけに覆われた枯山水の庭に50数株の
桔梗が楚々と白色 ピンク を交えてゆらい       でいる
堂内は老若男女が座って動かない人、カメラを構えて、ポイントをさがす人 ,人、で、蒸し蒸しと暑くるしい。

「徳川斉彬」の梅の水墨画の掛け軸もあり
この寺の歴史を感じる





 桔 梗 膳 (精進料理)
















俳人 萩原井泉水が 大正13 14年 天得院に隠棲していた
萩 原 井 泉 水 句 碑

 句碑には 「石のしたしさよ しぐれけり」

ちなみに 代表的な句は 「仏を信ず 麦の穂の 青きしんじつ」

井泉水の愛用の編笠が展示されていた





東 福 寺

 創建  藤原(九條)道家が1236年から19年かけて菩提寺として都最大の伽藍を完成させた

 開山 聖一国師     鎌倉末期に相次ぐ火災で消失したが 足利 豊臣 徳川家によって

 本尊 釈迦如来       保護修理が加えられて 中世以来の 堂塔伽藍を継承している

             

    
                           開 山 堂


通 天 橋    右前方に友人

                      
友人の手描き友禅した帯が仕立て上がったので着る










 




渓谷下流のえん月橋から通天橋を望む

子供の頃からの遊び場であった境内のあちこちを改めて、眺めると伽藍の大きさに感動する

渓谷の中で 沢かにを探したり 本堂の廻りを鬼ごっこでぐるぐる走ったり

山門の上にあがって 五百羅漢の恐ろしさを おずおずと眺めたり

学校で図画の時間の写生は いつも東福寺境内で

大して新しい場所も見つからず困って

友人と並んで写生をした

七十年昔のこと

・・・・・・


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