天 得 院 2013-6-30
京都市東山区本町15丁目
桔梗の開花に合わせて 特別拝観を行っているので友人と訪れた。
華 頭 窓 |
南北朝時代(1346~70)東福寺の第33世 無夢一清禅師に
よって開創した
杉ごけに覆われた枯山水の庭に50数株の
桔梗が楚々と白色 ピンク を交えてゆらい でいる
堂内は老若男女が座って動かない人、カメラを構えて、ポイントをさがす人 ,人、で、蒸し蒸しと暑くるしい。
「徳川斉彬」の梅の水墨画の掛け軸もあり
この寺の歴史を感じる
桔 梗 膳 (精進料理) |
俳人 萩原井泉水が 大正13 14年 天得院に隠棲していた
萩 原 井 泉 水 句 碑 |
句碑には 「石のしたしさよ しぐれけり」
ちなみに 代表的な句は 「仏を信ず 麦の穂の 青きしんじつ」
井泉水の愛用の編笠が展示されていた
東 福 寺
創建 藤原(九條)道家が1236年から19年かけて菩提寺として都最大の伽藍を完成させた
開山 聖一国師 鎌倉末期に相次ぐ火災で消失したが 足利 豊臣 徳川家によって
本尊 釈迦如来 保護修理が加えられて 中世以来の 堂塔伽藍を継承している
通 天 橋 右前方に友人 |
友人の手描き友禅した帯が仕立て上がったので着る |
渓谷下流のえん月橋から通天橋を望む 子供の頃からの遊び場であった境内のあちこちを改めて、眺めると伽藍の大きさに感動する 渓谷の中で 沢かにを探したり 本堂の廻りを鬼ごっこでぐるぐる走ったり 山門の上にあがって 五百羅漢の恐ろしさを おずおずと眺めたり 学校で図画の時間の写生は いつも東福寺境内で 大して新しい場所も見つからず困って 友人と並んで写生をした 七十年昔のこと ・・・・・・ |
0 件のコメント:
コメントを投稿