2013年5月27日月曜日
花は花でも その3
ブログが消えたので 作り直し (前回の日付け5月17日)
例年 今頃になると 庭の梅の木に青い梅がいっぱいぶらさがり
収穫の時期には 3kg位取れて 梅酒や 梅ジュース 煮梅を
作るのに忙しい時間を過ごしていた。
今年はどうか 5・6個ほどが そよ風に揺れている
梅の花が咲く頃は 厳しい冬から少しづつぬく温みをを感じる季節
に先駆けて 一輪二輪とけなげに咲きだす 今年は花付きが少ない気がしていた
「梅も主に似てボチボチでんなあ」 と呑気に見ていた。そして梅のことはすっかり忘れていた
春が来て 世の中は桜 桜と賑やかになり 又は花屋の店頭にいろとりどりの花苗が並び
ついつい買っては庭のあちこちに植えて楽しんでいたが ある日だだあーんと どん底に落ちて
しまった。
何気なく見上げた梅の木に青い梅でなく2・3㍉の黒褐色の卵がびっしりへばりついて
いる 「あッ」 「何ッ?」
早速インターネットで調べると 梅の木につく害虫「カイガラムシ」で、その駆除方も調べた
薬剤をメモして 噴霧器を裏庭の道具小屋に探しに行ったり、あたふたと動き廻ってる中に
だんだんとしんどくなって「やーめた 婆がなれない事をするもんじゃない」と小休止。
先日「庭の手入れ」のちらし広告を保存していたので 電話で交渉し薬剤散布を頼む。
然し5月の連休が明けても 業者は来ない、いらいらと2・3日が過ぎる
満身創痍の梅の枝々を見上げて泣いた 悔恨の念に胸がいたむ ごめんなさい
じっと我慢して 涙をこらえているよりも 「大手術執行」と決断し、のこぎりを持ち出して
手をのばし届くかぎりの枝をごしごしと切り落とす、一心不乱に木屑が目に入らないように
必死になる 切り落とした枝を改めて見ると 黒々とへばりついた卵に覆われている
又、涙が出る、申し訳ない、主人がアース殺虫剤を持って この木の下に立っていた姿を
思いだす
胸が痛む 取り返しの付かない事をしてしまった。 ごめんなさい ごめんなさい
後日 「殺虫剤散布」に来たお兄さんは 以外と真面目で親切で上方の枯れた枝を切り落とし
切り口の薬剤処理も丁寧に作業は終わった 「なむあみだぶつ なむあみだぶつ」
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