2013年12月29日日曜日

枚方山歩きの会

交野山山登りと冬野菜の収穫
                                       
                                         2013-12-14  28名

コース JR津田駅前9:00集合ー津田城址ー白旗池ー交野山ー枚方市野外活動センターー

     -藪こぎで尊延寺ー農園(会員の恵阪氏所有)  収穫後自由解散

山の会の会報の案内に 恵阪農園で有機栽培の大根、九条ねぎ等々の収穫体験とあり

期待に胸をふくらませて参加する

                 歩程地図 森次氏作成
 
JA津田駅にお互いの元気さを讃えながら集合し9:00に出発 
交野山山頂までは誰も何度か歩いた道なので 気軽く話ながら進む 
 
      

観音岩




山頂から展望 左大阪 右京都










晴れ渡った下界は 南は大阪のアベノハルカすスを全員が喜んで指さし眺め
北は滋賀の比叡山のとんがった山を見つけ、 手前の枚方は個々の住所をさがしている

少し下山して「野外活動センター」で昼食タイムをとっていたが 冷たく体が冷えてきたので 早々

に出発する。そして思いも因らない藪漕ぎの山下りとなる

リーダーは馬力を出して 倒木を払ったり 枯れた竹藪の中をバシッ バシッと折りへしゃげたり

荒れた山間と戦って進む

 足腰いっぱい いっぱいの段差を下りたり 沢に出たかと思ったら飛び石のルートが無くて

立ち往生して 大廻りしてやっと 向うの山の斜面に飛び移り 唯々足元を確実に運び 追いかぶ

さる小枝を手で払う 後方で キャアー とか オオーとかの発生音が聞こえるが わが身が危ない

緊張の連続vである、

先頭のリーダーが「あの竹藪に出れば後は楽です」と右前方下を指されたのを聞いてほっとする

間もなく尊園寺町の集落に出て一同 ど緊張から解放されて 「面白かったなあ!」と飴玉を口に、


枯葉で焼いもの準備
恵阪氏の農園 

 400坪の農園で丹精込めて作られた無農薬野菜の収穫

 大根 九条ねぎ 白菜 ウコン 菊芋(一人でこんなに作るの)

  わいわい がやがや言いながらの大収穫で 28名分に仕分け

  され くじ引きで一人一人が頂く リュックに入りきらない程です



焼けた灰の中から アルミ箔に包まれた焼き芋を取り出して ホカホカ フウフウ言いながら食べる

焼き芋片手に このご労作を感心するばかりの面々 

水道も山水もない 聞けば天水を貯めているとか 見れば農小屋のとゆがそれらしい設え

焼灰の後始末など お任せして お土産の野菜をどっさりいただき 厚く感謝を述べて散会する

                                      ご奇特なおもてなしに感謝!!

2013年12月28日土曜日

富士山麓ウオーク第9回

朝霧高原コース
                                      2013-12-17・18   44名

  行程  一日目  梅田(8:10)=新東名高速御在所SA=遠州森町PA=諏訪ノ森自然公園=
                                               =富の湖ホテル(泊)

        二日目  お宿=富士山麓ウオーク(富士ミルクランド付近)スタート)(9:20)-                      

               -ゴール 道の駅朝霧高原(12:40)=駿河湾沼津SA=浜松SA=
                                            土山SA=梅田(8;00)着
本年最後のウオークに観光バス席はほゞ満席であるが 旅慣れた高齢者が殆どで」、バスが

走行している間は眠っていて静かであるが 眠りを覚まし騒がしくなるのが富士山の出現である



             バス席からようやく一枚  お互いがカメラの映像を見せ合う

富士吉田市立 諏訪ノ森自然公園

    富士山の北麓、900mに位置し面積14haの大部分が赤松で樹齢300余年の大樹もある



赤松林で松かさを拾う


 
曇り空で富士山は一瞬見えたが直ぐに消えた 富士は木花咲耶姫で恥ずかしがりだそうな

今夜の宿泊はこのシリーズ中でランクが上位で 温泉と バイキング夕食を楽しんだ後

 ゆっくりと、ツインの部屋一人占めでくつろぎ 日頃の慌ただしさを忘れて のんびりした

二日目 富士山麓ウオーク                                   
                                                                                  
                                                                                 


 














富士ミルクランド  富士宮市 上井出

  山梨県道71号富士宮鳴沢線



     



  ウオーキングは 「富士ミルクランド」から始まるが

  天候は悪い 傘をさす人もいるが 殆どは上下の

    雨具装備は完璧にして、黙々と歩きだす

  添乗員の説明では   「全行程アスフアルトで

  少し上り坂があります 高低差260m 11,5km 

    約4時間、トイレ休憩一回あります」

歩きだして直ぐに牛舎があちこちに見られ       

 並んで えさを食べている牛を写真に撮りたい

と思うが 列から外れ ないように歩くのでチャンスが  

ない、 意外なことに転ぶ人があって大騒ぎになるが怪我もなく ようやく に  列を整えて進んで

いると 又転ぶ人があり驚く  そして又一人ちょっとした窪みに     足を取られて若い人が転ぶ      

転ぶって 大地に五体が叩きつけられたような恰好になる、  (このツアー 大丈夫かいな) 

            
添乗員は体がこわばっているからだと 元気よく励まして ひたすらアスフアルトの自動車道を進む

 
高原に雪が舞う








                                               
         
                   
                    粉雪はさんさんと降る 
                
                    合羽も頭から薄化粧

                              広い牧草地帯の高原に横なぐりの風が容赦なく吹く

                   何か北海道の風景を思う、北海道を題材にした映画や 

                   小説のあれこれが 脳裏をかすめる 耐え忍ばねばならぬ
            
                   牛舎の中まで雪が舞い込む  牛はじっと耐えているのか・・
 
                     
                   生きる者は輪廻転生の行道を歩かねばならぬ
   



             到着地 朝霧高原道の駅に12:40に全員無事到着  

             熱い「とろろそば」で体が温まった

             レストランんの壁に懸かっていた某写真家の富士山を撮影させてもらった


食堂の天井の電燈の光が邪魔でやっぱりずるいことはできませんなあ



 
本年最後のウオークは富士山にあまりお目にかかれなかったので レストランの写真で我慢する

       このシリーズは2014年3月から再開する。       ありがとうございました                                                  


        
         

2013年12月24日火曜日

枚方山歩きの会納山会 

納  山  会
                                     2013-12-22     44名

       行程   京阪電鉄八幡市駅(10:00)~神応寺~鳩ヶ峰山頂(142.5m)     

                                   ~男山レクレーションセンター




例年通りに納山会は京阪電鉄八幡市駅に集合し

 強力男性群の食糧品持ちが分配され元気よく出発する。

 直ぐに神応寺の石の階段を登り始める                 

 寺を抜けて間もなく鳩ヶ峰山頂の三角点で小休止



 山間のなだらかな一本道をそれなりに歩いて間もなく

 男山レクレーションセンターについて くじ引きで8テーブル

 の席が決まり それぞれが準備にかかる






メニュー  
     チャンチャン焼き

飲み物(各自持参)

 ビール 日本酒 ワイン
       
          

材料 鮭 いか 海老 ほたて 白菜 キャベツ しいたけ                 

    かぼちゃ ネギ 人参 うどん  チャンチャン焼き特製たれ

    材料全部を鉄板に盛り込み たれも混ぜ アルミ箔 を
        

     こっぽりかぶせてしばらく焼く


 どのテーブルも大いに盛り上がる 又 酒壜片手にテーブル巡りをする輩に乾杯

 古参も新人も 食べて笑って 和気逢い合はこの会の伝統的樂点 役員諸氏に乾杯!!


宴たけなわになり手拍子で 童謡唱歌の大合唱 本年一年有難うございました 
                          

                            来年もよろしく
        
                          
                          
帰路 八幡神社に参拝し 樟葉駅までウオーキング  

歩きながら 元アルピニストと 山の遭難の話から 槍ヶ岳を開いた播隆聖人(1786年)、      

新田次郎の「孤高の人」の加藤文太郎(’昭和初期)、又「風雪のビバーク」の松涛 明(1960年)          

アルプスに関った人の話を熱く語り合う、                                   

 ご本人の学生時代にアルバイトに歩荷(ぼっか)をやっていたとのこと富山県芦峅寺から立山へ 

30キロの荷物を背に 休憩は杖を後ろの荷物の下にさし 立ち休憩(1本立てると言うそうな)   

10日目にⅠ日の休暇(バイト料はよかったそうな) すごいなあ・・・・・・・ 昔に帰りたいなあ

山へ登る人は 大馬鹿のロマンチストと言はれるが 思い出は苦労したほど 面白いよ

      
        山の姿は 百年 千年の昔から 変わらない 

        何人(なにひとも)にも悠然として受け入れてくれ

        或る時は フトンチッドの風を優しくをそそぎくれ

        或る時は 勇気と技量を押し付けてくる

        山の稜線と広がる大空に古代も現代も夢を託す
                                            散苦友ー (サンキュウー)




2013年12月13日金曜日

秘仏

勝林寺
         京都市東山区  東福寺塔頭                  2013-12-7

250年前に納められた胎内仏を初公開と テレビで報じられて なんでも見たがりの好奇心で     

出かける..東福寺の近くに住んでいる弟が もみじ時分は観光客で溢れているから時期を考えて

行くようにと  アドバイスしてくれたので 最終日の前日に行く.東福寺参内は子供のころは遊び場

のテリトリー内であったが  勝林寺の門をくぐったことはなかった。

八瀬大原の三千院にある 天台声明の勝林院とは関係はない 寺名は自由につけるそうな


















           吉祥紅葉  (吉祥天が宿るとされる)


毘沙門天立像  体高1・5メートル

仏師 定朝





毘沙門天(体高16・7センチ)

 吉祥天(9・4センチ)
           
 善膩師(ぜんにし)童子(8・4センチ)

お厨子ごと胎内に納められていた





東福寺の鬼門に位置し仏法と北方を

守護するところから 「東福寺の毘沙門天」

と呼ばれる。

参詣者で混雑することなく ゆっくり寺内を

拝観し 吉祥もみじの鮮やかな色を愛でて辞す





生きものがたり

夏も終わりかな
 

長かった夏もようやく終わりかなと思っていた或る日のこと 洗濯ものを干し終わり 何気なく

足元の籐椅子に目を落すと かまきりが首をもたげて目をぎょろつかせている

あれ?カマキリって夏の生き物ではなかったのかな それに今頃は茶色じゃなかったのか

いえいえ カマキリの色は 季節とは関係ない 緑色と褐色があるらしい

早速にカメラをそうっと近づけるが 悠然として かま首を持ち上げ大きな目玉をぎょろつかす

息をつめて一枚パチリ  ポーズの良いところをもう一枚撮ろうと 停まっている籐椅子を少し

そうっと動かした途端に サッと 前足を広げた せいいっぱいに突っ張っている そのポーズに

 こちらも動けく無くなってしまった・・・・・・・・もう知らんわ・・・・・・・・



二枚目


















 










初めの一枚


京都の祇園祭りの順列の中に「蟷螂山」と言う山鉾がある。 

お宮の屋根の上の おおかまきりが からくり仕掛けで動く    

子供のころ なぜ虫が巡行に加わっているのかわからなかった

「蟷螂の斧」   中国斉国の王だった荘公はある日 馬車で出か

けたが、道の真ん中に一匹のカマキリがいて、逃げださずに

前足をふりあげて 馬車に向かってきた。荘公はその勇気を賞し

て わざわざ車の向きを変えさせたという。国王が一匹の虫に道を

譲ったこの故事は日本に伝来しカマキリは勇気ある虫とされた。

現在では「蟷螂の斧」とは己の無力を知らない無謀さを揶揄するときに言いますがねえ


                            







祇園祭り 蟷螂町の 「蟷螂山」

前足がゆっくりと大きく動く










  お出かけします


12月に入って気分的になにやら気忙しくなってきた。

そんなある日のこと 出かける前の戸締りの点検を バス時刻を気にしながら 一つ一つ見て廻り

仏壇横の床の間の灯りのスイッチに手をやった途端に 見た 掛軸から20センチ程離れた所に

真ッ黒い物体が壁にへばり付いている  ぎょッ なに? 蜘蛛? ねずみ?大きさ3センチくらい、

尻尾はない、ちっちゃな足らしきものがある どうしよう、 あぁーん バスの時刻がーーー

掃除機を取出し 最強力で吸い込む 一瞬で物体は掃除機のほこり袋に入ったと思う。

管の口をポリ袋でしっかり密封しゴムバンドで2重3重に止め掃除機を勝手口の外に置いて

出かける   バスに乗っても 電車に乗っても 脳裏にこびりついた物体にドキドキする

ようやく夕刻に帰って 気持ち急くまま 恐る恐る掃除機のごみをポリ袋に移し替えて振ってみる

何にもないよ あれは逃げたか? いや密封した、 そーッと外から揉んでみる「チーッ」

かすかに聞いた 何か生き物がいる、こりゃたいへん

明るい縁側に 裏の白い広告紙を広げてそろりそろりとほこりを広げる ピンポン玉より

小さいかたまりを ピンセットで探って 動かない物体を移動さす、「チー チー」

こっちも泣きそうだけど頑張る ねずみなら小さくても尻尾があるはず、物体は今日一日中     

掃除機のほこりのなかで生きていたのか 可哀そうに・・・・・・・・・  




















こうもりが何時から 宿泊りにしていたのか 知るよしもないが 庭の紅葉の落ち葉のふかふかした

場所に返した。翌日には姿は無かった、生き延びたか?猫にやられたか?  あわれなるかな
 

2013年11月30日土曜日

富士山麓ウオーク 第8回


精進湖・東海自然歩道・本栖湖コース
                                       2013-11-28~29  19名

一日目 枚方(7:20)ー高槻(8:20)ー新名神 土山SAー東名 浜名湖SAー富士川SA-
      御殿場インターー河口湖 オルゴールの森ーホテルルートイン河口湖(泊)

二日目 ホテル(8:00)ー精進湖駐車場(上九一色村)(9:00)ウオーキングスタート・・精進湖
      自然観察路・・東海自然歩道・・本栖湖観光案内所(12:00)-道の駅朝霧高原(昼食)
      ー新東名浜松SAー草津SA-大山崎IC-高槻(7:00)-枚方(8:00)

一日目 河口湖オルゴールの森美術館

     広大な敷地に中世ヨーロッパを模した庭園のなかに 貴族の館が豪奢に立ち並び中に入

     るとダンスオルガンが演奏されている

    ダンスオルガンは舞踏音楽を演奏するために製作されたもので 数百本のパイプに力強く

    空気を送ることでオーケストラ級の大迫力の音楽が奏でられる















オルゴール人形



                                第1展示場エントランスホール
                        
                           世界最大規模のダンスオルガンの大音響が舞踏
 
 


第3展示場 オルゴールサロン 

中央前にある手回しオルゴールの  

演奏に合わせて「聖夜」を全員で歌う

 
  
会場に鳴り響き楽器を持った人形の手が動く

    中世の貴族は実際のオーケストラでなく自動演奏  

    楽器で優雅な踊りを日々楽しんだそうな   

    生演奏を聞きなれた耳には優雅よりも豪音じやよ

         
         










ホテルルートイン河口湖(5:00)夕食はバイキングで大食堂には東洋系外国人も多く何気なく見

ると お皿にカニの足をてんこ盛りに取り込んでいる、カ二は珍しいのかな あっちの人もこっちの

てんこ盛りのカニ 子供も夢中でしゃぶってる 大声の会話で賑やか 日本のご旅行は如何?


二日目  富士山麓ウオーク 精進湖市営駐車場(上九一色村)9:00出発



                  河口湖畔  午前7時


  精進湖沿いの 東海自然歩道は樹林の中で平坦な歩き

  やすい道で 時々精進湖の湖面を右に左に見るので

  どんな大きな湖かと 思ったが蛇行するように細長く

  伸びていただけで 小さい湖 と言っちゃ富士山に    
                               
                            悪いかいなあ

                                                       
不思議な形のものに みんな寄って意見がいろいろ出る

何かの巣か?卵を産み付けてるのか?なんやろおー?

カマキリの巣?(そんなあほな?) 手でつかむ人がいる あっ!

冷たい! 霜柱や!樹氷と似ている へえ~~~ 草氷???





小道のうす暗い場所に霜柱が固まっている踏むとさくっと

音がして思い出が彼方からやってくる




                                   樹林を抜けると前を歩いていた人が ふと振り返り
 
           「あっ 見えたあ」 私、とっさに「大きい!」 前の人,「声が大きくてごめん」

  私、 「いえ 富士山が大きい あはっ ひやっ ひやぁー!」



                 天気良し  富士山良し  足音良し

                 


大きい富士山を眺めながら 20余年前の富士登山を思い出す

主人の友人グループはリーダー以外5名初登山でアクシデント

続発で やっと9合目の山小屋に到着したものの 部屋は満室で

廊下で1人1枚の敷布団だけ、身動きもできず 外は吹き荒れる

風の唸り音に眠れぬうちに4時起床になり 身支度を素早くして 

山頂に立ったが空は曇ってご来光は見えず 浅間神社で杖に記念の焼印を押してもらい感激した

先日 主人の親友のお手紙に富士登山の事が懐かしそうに書かれていた
                                             まだまだ元気だったなあ


今回同行の中に夫婦参加が何組かあったが 静かなご主人と奥さんの会話がふぁっと耳に入って

きた途端に 急に涙がこみあげてきた、グッ、グッ、グッ・・・ムム、ムム、ムム・・・ 
                                           大声で泣き叫びたいよう・・・ 
 黙々と歩く、黙々と歩く、 黙々と歩く・・・・・ 歩く、歩く、歩く、歩く、歩く・・・・・・・・・・・

      富士山は世界文化遺産でござる    こちらは 無形分化遺産でござる



                  
                  道の駅  朝霧高原展望台から



                                             枚方20:00着  感謝!

菓子の茶事








洛北 洗心庵

            講師  鈴木 宋博先生              2013-11-22   11名


  「菓子の茶事」って 和菓子を沢山いただくのかな?

  ノオー ノオー 食事が終わってテイータイムに始める「飯後の茶事」のことで 気楽さを味わう
       
                                           
     簡単な茶事かと思っていたが 先生のご趣向でお料理をいろいろアレンジされ 意外な喜びを
                                                                                                                          体験させていただいた


向付    鯛昆布〆 防風 岩茸 山葵 ポン酢

煮物   うずら 丸餅 青味大根 人参 柚







縁高  柿なます 海老芋煮 出巻玉子 車海老煮 生湯葉煮

     まな鰹味噌付 はじかみ   穴子煮  根芋胡麻合

     もろこ煮 かに砧巻 たらの子玉〆 菊菜菊花お浸し

     いめじご飯  奈良漬




菓子    きんとん 銘 もみじの霜

       大徳寺納豆






  床  「遠山一色」 宗家十三世 円能斎筆        脇床に伏見人形丹嘉の饅頭喰い人形
                                              年代の古色がゆかしい




たっぷりと煉られた濃茶を美味しく頂き     

続いて薄茶になり それぞれの茶碗に秋の趣き

が伝はり座は 茶碗を愛で楽しみ和やかな気が流れる

   





茶事は和やかに終わり 障子が開けられると パッと明るくなり

ガラス戸の向うの庭の紅葉やススキが目に飛び込んできて

「ひやあー」といっせいに発声 今までの緊張がほどける






                   茶室   洗心庵