2014-5-27~28 36名
行程 一日目 枚方(7:20)=御在所SA(東名阪自動車道)=遠州森町PA(新東名高速道)
=駿河湾沼津SA(新東名高速道)=道の駅富士吉田=花の都公園=
ホテルルートイン河口湖(泊)
二日目 お宿=道の駅鳴沢=樹海ガイドウオーク★青木ヶ原樹海入り口スタート・・・
・・・富士風穴・・・大室山・・・ブナ、ミズナラの原生林・・・青木ヶ原樹海入り口★
=道の駅鳴沢=新東名・東名・新名神=枚方(21:00)
一日目 花の都公園
所在地 山梨県南都留郡山中湖村山中
敷 地 30万平方メートル
道の駅「富士吉田」で観光バスを下車 30分ほど歩いて「花の都公園」に着く
屋外無料エリア と 有料エリアがあり ツアーの時間の都合で有料エリア
を大急ぎで見て回る
入り口でガイド氏が「ただ今「クマガイ草」が見ごろでーす」
園内の一角に群生しているクマガイ草 |
鉢植えのクマガイ草
← サボテン類のいろいろ →
←胡蝶蘭のいろいろ→
雲隠れしていた富士山をじっと待っていると頭が見え出して カメラのいっせい放列
二日目 天然記念物 富士風穴
青木ヶ原樹海には 鳴沢氷穴と富岳風穴が観光施設として有名だが この風穴は
申し込み制で ガイド付きになり ヘルメット 軍手 ヘッドランプを貸し出される
36名は3班に分かれ ガイド氏が1名ずつ付き 各部所で丁寧な解説をなされる
洞窟内は気温が3°であること。絶対に氷の上に立たないこと。雨具を着た方が良いこと
へルメットの着用には誰も慣れない手つきで 手伝ったり してもらったり 又ヘッドランプ
の装着もお互い頭をみて確かめる
この風穴は観光施設でなく天然のまま保存しているので最初
5・6段の梯子を降りて真っ暗闇の洞窟を自分の小さいヘッドラ
ンプの光を頼りに手は岩をつかみ 足は氷を踏まないように岩場
を探り がたん がたんと降りていく「氷の上に立たないようにー」
とガイド氏の叫び声ががんがん聞こえる ようやく足をすり下した
窪みが氷面だったので 直ぐに横の僅かな岩の窪みに足先をのせる 男も女も必死 下りの前方
を見ると腰を落として手を両方に開き暗闇の中をヘッドランプの小さい光で慎重に進んでる先は
広いのか狭いのか 段々と怖さが体中に走り 足が小刻みに震えてきた
(どうしよう・・・ 大丈夫か?・・・ 戻ろうか・・・・・・・)
今なら自力で戻れると決心し「戻りまーす」と大声で告げる
(年よりがこんな所で棺桶に足を突っこんじゃあ ご迷惑じゃあ)
慎重に足を踏みしめ 地上に出て温かい気温を肌に感じて
ほっとする 最奥に氷柱が立っていたそうだが (見られなかったのが残念)
誰もカメラを構える余裕なんかなかったと 緊張した答だった
風穴を出て間もなく落ち葉のふかふかした足元になっていたのでガイド氏に「樹海の中でもこんな
落ち葉の多い所もあるんですか」と聞くと 「良い質問です ここは大室山の山中になっています」
そう言えば前回「富士パノラマ台」から見おろしたときに500mの小山が樹海の中にあったなあ
溶岩に苔が生えそこに樹木の種が
落ち小さい命が芽生える
樹齢400年のミズナラ
溶岩の上に磁石をおくと磁場が狂った うっかり樹海に迷いこんだら方角がわからなくなり
出られなくなる
別 記
富士山レーダードーム館 場所 道の駅 富士吉田
案内文
「新田次郎(1912~1980)は、昭和の後記を代表する直木賞作家。中央気象台(現:気象庁)に
勤務したうち、5年もの間、冬の富士山測候所交代勤務員として過ごした。
小説「富士山頂」は、富士山レーダーの建設を描いた代表作であり、「富士山の白い全容が
見えた。朝日を受けて浮き出すように輝いていた。」は、レーダー建設の仕事に悩んでいた
主人公(新田次郎本人がモデル)が、東京の自宅から見える富士山を眺めながら、自らの決心
を固めたときの印象的な一節である。」
富士山頂レーダードームがその使命を終え、山頂から降ろされた(1999年)
ドーム館案内 ◎ 富士山レーダーの建設の経緯を扱った映像作品
◎富士山頂体験コーナー 気温-5° 風速13m
◎富士山レーダー実物を公開
富士山レーダーの設置場所の気候条件が過酷で工事は難航した様子の映像を見た友人は
みんなが 泣きながら見ていたと言っている しかし 残念ながら本日は休館日で機会が
あれば拝観に来たい
今回最終回で富士山もなんとか 時々見る事ができて満足した
2013年3月12日の第1回目から2014年5月28日12回目まで楽しんで完歩を出来た事を感謝する
秀麗な富士山とはしばらくお別れですな