2019年3月25日月曜日

枚方歴史を楽しむ会


播磨の史跡をたずねて
                            2019-3-23  40名
  コース
    枚方バスターミナル(8:00)-伊和神社ー揖保乃糸資料館―平方の里ー
    斑鳩寺ー太子町歴史資料館」―瓢塚古墳ー石の宝殿ー枚方(18:30)

両備バス

  前回と同じく「両備バス」で
  前回と同じ運転手さんで神社、仏閣が趣味だそうです
  

              




                

 宝塚SAは華やかで大きい
宝塚SA
トイレにはシャンデリア












揖保川


    揖保川
     一級河川  69,736㎞
     水源    藤無山(氷ノ山系)1139m
     合流先   播磨灘(兵庫県)
     流れは浅く何処までもごろごろ石ばかり
 


   

  伊和神社         兵庫県宍粟市(しそうし)一宮町須行名(すぎょうめ)

本殿

   御祭神  大己貴神(おおなむちのかみ 大国主神)
       少彦名神(すくなひこなのかみ)
       下照姫神(したてるひめのかみ)
 創 建  144年 成務天皇14年

杉桧の大樹で荘厳な趣き





  山陰と山陽交通の要衝に位置し縄文の頃から
  開発されていた地にある
  16000坪の広大な森林のなかにあり 
  厳かな雰囲気がある



鶴石
本殿の裏にあり成務天皇甲甲歳 一説に欽明天皇25年
伊和恒郷の夢に「我を祀れ」とのご神託があり

一夜のうちに杉 桧等が群生して多くの鶴が舞っており
大きな白鶴が二羽石上に北向きに眠っていたので
その所に社殿を造営したという その石を鶴石といい

社殿が北向きであるのもそのためである



 揖保乃糸資料館            兵庫県竜野市神岡町奥村

そうめん作りの説明(実演)
そうめん御膳

 





 
 



実物大で行程が表現されている
ひきのばし
麺の仕込み


 









  斑鳩寺(いかるがでら)         兵庫県揖保郡太子町鵤(いかるが)


聖徳殿
仁王門









三重塔(重要文化財)




       宗 派  天台宗
  本 尊  釈迦如来 薬師如来 如意輪観音
       新西国三十三札所 第33番
  創 建  伝 推古天皇14年4(606年)
  開 基  伝 聖徳太子
              
         
  推古天皇14年、35歳の聖徳太子は天皇に請われ三日間にわたり
  勝鬘経(しょうまんきょう)を講じた 天皇はその妙味に感動し 賞として
  聖徳太子に播磨国揖保郡の土地360町歩を与えたという

大 楠

  聖徳太子は当時住んでいた大和国斑鳩宮からこの地に
  来て斑鳩荘と名付け伽藍を建設したと伝えられる  
  七堂伽藍をならべた大寺で壮麗を極めた
  天文10年(1541年)に赤松・山名の争乱で焼失した

  その後赤松氏などの発願で漸次再建された
  
                           



   太子町立歴史資料館           兵庫県揖保郡太子町鵤(いかるが)


揖保川周辺の歴史

歴史資料館










資料館入り口









 河内の枚方から移住して平方あたりを開墾したこと が記入されていた

平方の里











  瓢塚古墳(ひさごづか)      姫路市勝原区丁字家久田



瓢塚古墳
 
姫路市の許可で古墳のてっぺんを歩く

           

   










  古墳時代初頭の3世紀中頃に造られたと考えられる前方後円墳。
  全長104m 後円部の高さは約7m  発掘調査は行われていないが採集された
  竹菅文のある壺形土器は 山陰地方のものとよく似ている


   石の宝殿            兵庫県高砂市阿弥陀町生石

生石(おうしこ)神社















   主祭神  大穴牟遅命(オオアナムチ) 
         少毘古那命(スクナヒコナ)
          創 建  伝 崇神天皇治世

ご神体
ご神体と拝殿











 神社のご神体が「石の宝殿」と呼ばれ 水面に浮かんでいるように見えるところから
 「浮石」ともいわれる謎の石造物があることで知られる日本三奇のひとつ
  (塩釜神社の塩釜、霧島東神社の天の逆鉾,生石神社の石の宝殿)
 いつの時代に何の為に造られたかわからない
 石の底を覗いてみると水の上に浮いているように見える不思議! 500tあるそうな


竜山石砕石遺跡
裏山も石の階段


、  




               


            竜山石は古墳時代の石棺材として用いられていた


  大汝    少彦名将座   志都 石室者  幾代 将経
  おおなむち すくなひこなの しずのいわやは いくよへぬらむ    万葉集
                                              終

2019年3月11日月曜日

五常シニアクラブ

  城南宮のしだれ梅 城南宮のしだれ梅
                          2019-3-15   44名
   コース
   みどりヶ丘バス停(9:15)ー7丁目バス停(9:15)-あわしま堂菓子工場ー
   -伏見黄桜酒蔵ー城南宮ー枚方〔7丁目・みどりヶ丘)  17:00

枚方市福祉バス
    参加者多数で補助いす使用者7名
  参加費 2500円

  毎回ながら副会長U氏のてきぱきと明るいサポートに
  賑やかで笑顔いっぱいの老人群 が乗車している






       あわしま堂           京都市伏見区横大路

  
  創 立  1927年(昭和2年)
  資本金  1億円
  売上高  125億円
  従業員  965名
  


   銘菓志向でなく どら焼き タルト カステラ おやつ志向の和菓子 洋菓子
   伏見工場で生産される製品は伏見の酒造りに使われる地下水が用いられている


ようこそあわしま堂へ
雑菌防御服を着る








映像で製造工程解説
      製造工場は窓越しで見学するものの 見学者めいめいの消毒を3行程して通過する
  1個1個包装されたお饅頭がベルトコンベアーに乗って嬉しそうに走ってくる
  作業する人は手慣れて素早く「おしゃか」がないか確かめてトレーに納めていく

お買いものコーナー


お土産をいろいろいただく

  
  







   和菓子売店はやっぱりの大繁盛でごった返す


  黄桜酒蔵記念館           京都市伏見区塩屋町















 創立大正14年  資本金6000万円 売上高108億円〔2014年 )従業員245名
杉玉


酒造り道具












   酒造りの行程が説明されている(7行程)   オジサン達一生懸命

麹づくり
米を洗う


酒蔵弁当 美味しく頂く
売店で酒 酒粕 酒飴等













    城南宮         京都市伏見区中島鳥羽離宮町

参道
ご祭神 国常立尊(くにのとこたちのみこと)
     八千矛神(やちほこのかみ)(大国主神)
     神功皇后
 方除の大社
  京都御所の裏鬼門を守る神となったことから
  貴族の宿所となり 方除けや厄払いの神として
  信仰するようになった
  毎年7月には自動車の茅の輪くぐりが行われる
しだれ梅 1週前が満開でした 

拝殿







「蝦夷錦」白地紅縦絞り八重咲



「有楽」














     静かな庭に天使が降りてきたよ  椿のおなまえわかったかな?







室町の庭
曲水の宴
神苑(楽水苑)

 春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭、
 作庭師    中根金作(1917ー1995)

 中根金作の代表的庭園  
             退蔵院余香苑  (京都市)
            足立美術館   (島根県)
            大仙公園日本庭園(大阪府堺市)
            ボストン美術館 (アメリカ)
  
  余談ですが
 この付近は鳥羽伏見の戦いが始まった所である 1868年(慶応4年)1月3日~6日
   幕府軍15000人(死者280人)新政府軍5000人(死者110人)
 戊辰戦争の始まり
   鳥羽伏見の戦い―北越の戦い-会津の戦いー秋田の戦い―箱舘の戦い(16ヶ月)
   五稜郭で榎本武楊軍が降伏して終結する(1869年5月)(明治2年)  
   榎本武楊は特赦で牢獄から出所し、北海道の開拓に力を注いだ

                                 おわり