2015ー7-10 23名
行程 JRバス停京都(8:30)ー細野口バス停~滝又の滝~九頭神社~茶呑峠
竜ヶ坂峠~(パラグライダー離陸場往復)~二石仏~中江橋~バス停山国
ー周山バス停(17:40)ー京都駅(19:06)
リーダーの説明
京都一周トレイルは従来4コース(東山 北山東部 北山西部 西山)でしたが、2010年に
旧京北町(現右京区京北)を一周する京北コースが開設されました
全長が約40㎞になり 「周山」手前の「細野」を起点 終点とする周遊するコースです
京北地域は全域が丹波高原に含まれ 9割以上が北山杉の森林地帯で夏でも涼しく
清流 田園風景に恵まれた地域で 数々の名所旧跡 寺院等が楽しめます
滝又の滝(ナカマタの滝)
( 織田信長の甥 十界因居士が命名した)
出発して山間を一時間ほど歩くと「ざあーーーーーー」
と大音響が聞こえだし 期待に心が弾みまだかまだかと
進むうちに 秀麗な落差を見せてくれた滝は 約20m
昨日の大雨で 水嵩を増して堂々とした落ち込みで誰も
「ウアアーー! ウアアー!」と感歎の叫び」
何時まで見ていても飽きない
カメラのシャッターを 何度もきる人
あの滝に打たれたいなあ と言う人
リーダーの どうだ!という満足気な顔
ほんとに姿が良い 大量の水が滑り踊って落ちている
気持ちが洗われ 安らぐ
沢に渡された木橋を幾度か繰り返し渡ったり 樹の根とガレ石に 足元を緊張して歩く
沢の流れを上っているうち 地形の所為か沢幅が 広くなって水流も勢いを増している。 前の人はゆらぐ木橋を難なく渡ったが揺れを見てると 立すくんでしまった
リーダーはこんなこともあろううかと やおらリュックザックから オレンジ色ロープを取り出し
数人の男性と掛け声を掛け合いながら対岸に渡して がっちりした樹に巻きつけてピンと張り
もう一方では 2人の男性が渾身の力でロープを引き締めてゆるぎない
「さあ ゆっくり渡れ 大丈夫やから」
周囲の温かい声援に守られて片手をロープにかけ 5メートル程の木橋を渡ることが出来た
(ありがとう 神様 仏様)
長ァーいオレンジロープの後片付けを手慣れた作業で小さく
纏められる 拍手する人あり 野次が飛び 笑いが湧く
(然しながら 自己のレベルダウンを自戒する)
九頭神社
社殿は覆い屋で
守られている
地元余野村の大工3名が建て 見事な彫刻があり 京都有形文化財に指定されている
余野公民館の敷地内広場で昼食タイム
公民館前のバス停にJRバスが来て一人の乗客があった
時刻表をみると1時間に1本しかない のどかな風景を
見た感じがした JRバスは「周山」から「余野公民館前」
までで折り返し「周山」に戻って行く
これからは 沢渡りはありませんから
森林浴を楽しみながらゆっくり歩きましょう
茶呑峠の地蔵
峠のお地蔵さまの覆堂は天然石で囲み屋根は樹皮葺き
されている
「この石仏は完全な丸彫りの地蔵菩薩で江戸中期のころに
つくられたもののようです
下ぶくれの温顔や衣の細部蓮の花びらなど明らかで峠の
地蔵さんとして気品に満ちた立派な仏さまです
永い年月 峠を越える人々がこの地蔵さんに祈りを捧げて
通っていったと思われます
昭和五五年 庚申睦月 一参拝人」
パラグライダー離陸場へ上る分岐点で
「このコースで一番の展望場で20分程で行けます」
小休止でお茶を飲んだり 甘いお菓子をわけあっていると
あちこちで 「ヒルがひっついたあー」と黄色い叫び声
女性も男性も ズボンや 靴下に引っ付いてるのを大騒ぎで
つまみ落とす 「くわばら くわばら」
女性2名だけが パラグライダー場行きはパスして
サブリーダー2名様の補導で降ることにする
二石仏
左は錫杖と宝珠を持つ地蔵菩薩
右は智拳印を結ぶ大日如来
江戸時代中期には茶店もあって 小浜街道として賑わった
山国神社
平安京造営の際に御杣御料地(木材を切り出す所)と定め(770~780)本殿が建てられた
毎年10月に行われる例祭には 維新勤王山国隊が行進し大変賑わっている
バス停「山国」から遥か向こうのハングライダー離陸地を
見上げる
今日は飛んでいないが 優雅に風に乗った姿を見たいネ
「山国さきがけセンター」でアイスクリームを舐める人
ビールを飲んでご満悦のご仁(暑い時はこれが一番やあ)
地元野菜を買って見せ合う笑顔で 疲れは飛んだ
ふるさとバス停 「山国」17:16ー のりかえ
JRバス停 「京北合同庁舎前」17:42ー京都19:06 料金¥1440
おつかれさまでした
お疲れさまでした
おつかれさまでした
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