2015年4月2日木曜日

枚方歴史を楽しむ会

          姫路・室津の史跡を訪ねて
                                      2015-3-28   37名
 
 集合時間  枚方バスターミナル  7;50
    
   行程    枚方ー第二京阪自動車道ー近畿自動車道ー中国自動車道ー山陽自動車道ー
          室津ー姫路-----近畿自動車道ー第二京阪道路ー枚方着  20:00
         

   「歴史を楽しむ会」の今年度最終会は 現地探訪であるが、メインの姫路城は昨日開城に
   になったばかりで、高速道路も姫路城駐車場も満杯の情報が出発前から入手されたので
   行程が逆コースになった

   [ 道の駅みつ](御津)の直下は穏やかな海岸線で散策している人達が見えた
                 「室津」は牡蠣の養殖が盛んで 店頭で焼き牡蠣の売り声がにぎやかである
                 牡蠣 1㎏¥900。 焼きあなご5匹で1500~1900
             地産のれんこんや柑橘系果物 鉢花 いろいろ みんな欲張っていっぱい買い物をする







   

                  









室 津    兵庫県揖保郡室津
    
海岸沿いに突出した御崎の間の湾東側奥に位置し「室(むろ)の如く静かな津」
ということで「室の泊」と呼ばれたのがその名の始まりと伝えられる
 
江戸時代になると参勤交代の西国大名の殆どが海路で室津港に上陸して陸路を
進んだため 港の周辺は日本最大級の宿場となった。

   室津には宿場が6軒もあった(肥後屋 肥前屋 紀国屋 筑前屋 薩摩屋 一津屋) 揚げ屋       
   置屋も軒を連ね「室津千軒」の賑わいであった そして遊女発祥の地として世間にひろまった
 


 「きむらや旅館」で「アナゴ丼定食」


 きむらや別館に「千年茶屋」があり 往時 谷崎潤一郎や                    
 司馬遼太郎 がこの旅館で執筆をしていた


    「千年茶屋」  






                                
                               
                                
                                
                              
竹下夢二もこの旅館に逗留し 女将を描いている他に数枚「夢二」の作品が展示されている


室津を題材にした文学作品 
            井原西鶴 (好色一代男) また「お夏清十郎」の生誕地でもある
            谷崎潤一郎 (乱菊物語)                                       
            司馬遼太郎 (街道をゆく)
            平岩弓枝もこの地を舞台に書いている


「たつの市立室津海駅館」
                     


  
 
  
  
    
  
 
  

 廻船問屋「嶋屋」の遺構(どっしりと棟の梁に圧倒される 
                                                                                                      御殿雛と雛道具一式
               帳簿に参勤交代の大名の名前が並ぶ
      朝鮮通信使(500人)の行列の様子が模型で作られている
      朝鮮通信使への饗応膳を模型で並べられてある
     

  賀茂神社
         
  京都上賀茂神社の御厨(みくら)の一つで平安時代の建立
   5つの社殿とそれらを取り巻く回廊や正面の唐門は檜皮葺 
      は重要文化財に指定されている
     シーボルトが訪れて参籠所から播磨灘の展望を絶賛する    
      程 の景勝地である


                         静かで穏やかな風景








 









本日はメインの姫路城は到着が遅くなったため残念ながら城内見学は次回のお楽しみに・・・
外観だけを見て慌ただしくカメラに収まる、 昨日開城したばかりで広場も歩道もお土産売り場も
日本人も外国人も浮き立って賑やかである
真っ白なお城は天高く聳えていた。  

       
                                        

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