2018年11月17日土曜日

七香会バスツアー



  犬山城・明治村バスツアー
                            2018-11-11   34名

  [行程]
  香里ヶ丘7丁目(8:00)=枚方東IC=多賀SA=小牧IC=犬山城見学
  =明治村ホールで昼食・明治村見学=小牧IC=多賀SA=香里ヶ丘7丁目 
                                (18:30) 

下山順一郎の碑
下山順一郎 尾張犬山藩士
 嘉永6年(1853)~明治45年(1912)
 東京薬科大学初代会長

  明治16年ストラスブール大学留学
 明治21年現東京薬科大学初代学長
 明治32年フィラデルフィァ薬科大学名誉教授
 明治40年私財を投じて東京府王子町(現北区中条)に
 薬草園「是好薬園」を開設


  
三光稲荷神社

 三光稲荷神社   愛知県犬山市犬山古券
  犬山城に向かって登り道を歩いていると鮮やかな
  朱塗りの鳥居が並ぶ
  犬山城内三狐寺山に鎮座せられ          
  織田信長の叔父 織田信康公の崇敬篤く
  又 犬山城主成瀬家歴代の守護神として祈願される
  


 犬山城
    通称 白帝城 
           
 天守の高さ19m 
 天文6年(1537)廃城 明治4年
          (廃藩置県で)
 主な城主
 織田氏。池田氏。石川氏。成瀬氏。
    (成瀬氏は尾張徳川家家老)









 明治4年(1871)天守以外取り壊される
 昭和40年(1965)解体修理、全国唯一の個人所有の城として保存されていたが
 平成16年(2004)「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となった

急な階段を手すりを頼りに上がる
上段の間



12代成瀬正俊(篠山紀信撮影)
初代成瀬正成(まさなり)

















             現在14代成瀬淳子氏は白帝文庫館長


                天守閣からは広がる濃尾平野を心ゆくまで眺める

画面左奥にモンキーランド
モンキーランドの向こうに御嶽山
木曽川にかかるライン大橋
の向こうに伊木山(いぎやま)







          




バギーはバスのお腹に収納します


     待機中の「いすゞ観光バス」に乗車







      明治村       愛知県犬山市内山1番地  

第八高等学校正門

どのコースで行く?
乗合バスは乗り降り自由









広範囲なのでポイントをチェック
東山梨郡役所
札幌電話交換局












 札幌市大通り 建設 明治31年         山梨県山梨市日下町 建設 明治18年
    交換業務開始 明治33年         昭和39年 明治村に移された 

呉服座(くれはざ)

宇治山田郵便局










 三重県伊勢市豊川町  明治42年建設       明治初年大阪府池田市
 伊勢神宮外宮の大鳥居前に建っていた      手動の廻り舞台や浅敷席など
                              江戸時代の芝居小屋の名残をとどめる


聖ザビエル天守堂
宮津裁判所法廷










 京都府宮津市本町に建設 明治19年    京都市中京区河原町三条 建設明治23年
                           フランス人神父の指導で大工の手で
                           典型的なゴシック建設で総ケヤキの列柱
     



帝国ホテル
        
大正12年アメリカの建築家ライトによって4年間の大工事の後完成した
皇居を正面にして建てられ 彫刻された大谷石や透かし入りのレンガが
 使われた姿は宮殿のような品格と 楽しさを持ち20世紀を代表する名建築の
一つとして世界中から賞賛されている


透かしレンガと大谷石

レディ気分でコーヒー










ミュージアムでお土産




   
トイレ休憩多賀SA

          店内はレジ待ちの行列でかごの中にお土産がどっかりと入っている


            香里ヶ丘7丁目(19時)無事到着  お疲れさ真でした!!!
                                                                                             

2018年11月6日火曜日

この道や行く人なしに秋の暮




   くろんど池周辺を散策

                              2018-11-4
                  

 この道や行く人なしに秋の暮   芭蕉

 紅葉にはまだちょっと早い日曜日 
 初老のご夫婦が軽い足取りで通り過ぎて行った


ボート乗り場





      船着き場のボートは横並びに寝ている


すすきの穂は優しい




取り溜むる命も細き薄かな   夏目漱石



次の会は何処にする?




美味しい匂いがプンプン









   三世代スマホ見ずにバーベキュー






くろんど池






  面 積 約16,000平方メートル
  定水量 12万立方メートル




古くは黒溝池と呼ばれ 江戸時代寛永元年(1624)開掘され農業用水のため池として  地域の米づくりを支えてきた 

鍋焼きうどん(具が沢山で美味しい)
くろんど荘








浅香山稽古場


       元大関 魁皇の大阪部屋(浅香山)  奈良県生駒市高山町
       くろんど荘の2階が力士達の宿舎でそうな
                                                                               
       

     

陽ざしをいっぱいうけて生きている

           もみじ葉の 色もかわるや 秋の空    正岡子規

        うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ  良寛 
            

2018年8月8日水曜日

西国観音霊場33所めぐり


 第4回(9番~11番)         2018-7-25  38名

  行程  枚方(ラポール枚方)8:00=JR高槻8:40-三室戸寺(十番)-
      醍醐寺[上醍醐十一番]-古都屋(昼食)-南円堂(九番)-枚方17:00 
  
   明星山 三室戸寺(十番)       京都府宇治市菟道滋賀谷
山門

                           宗 派  本山修験宗別格本山
 本 尊  千手観音(秘仏)
 創建年(伝)宝亀年間(770~781)
 開 基(伝)光仁天皇   僧行表
本堂





 天智天皇の孫にあたる白壁王(後の光仁天皇)は毎夜
宮中に達する金色の霊光の正体を知りたいと願い、
右小弁藤原犬養なる者に命じて、光の元を尋ねさせた

光を求めて宇治川の支流志津川の上流へたどり着くと
滝壺に身の丈二丈ばかりの千手観音像を見た

犬養が滝壺へ飛び込むと1枚の蓮弁(花びら)が流れてきて それが一尺二寸の二臂の
観音像に変じた。光仁天皇が観音像を安置し、僧行表を開山として創建した

創建当時は御室戸宮と言われていたが 光仁。花山。白河。三帝の離宮になったため
三室戸寺と言われるようになった

説明を追加


    狛蛇「宇賀神」
      頭は老翁 体は蛇で蓮に乗っている
      撫でると財運 金運がつく
    
      翁のひげーー健康長寿
      蛇の尾 --金運
     みんな 笑いながら撫でまわす
    
宝勝牛




狛牛「宝勝牛」
大きく開いた口中には石の玉があり 撫でると勝運がつく

 (牛玉)富衛門というお百姓が飼っていた弱々しい牛が
 観音様のご利益で立派な牛になり 地域一番の権衛門
 の牛に戦い勝ち その時の報奨金を基に牛の仲買人として
 成功した。
 宝勝牛がくわえている牛玉の観音様に触れると勝運に恵まれる
  
説明を追加

      狛兎

直径60cm程の大きな玉を抱いている
 玉の中には卵型の石があり
 それが立てば願が通じる
      





  三室戸寺のある地域は 古来 菟道(うじ)と称され宇治の中心地であった
  仁徳天皇の弟 菟道稚郎子は宇治天皇とも称され 一時皇位についた可能性
  もある
  この菟道稚郎子は応神天皇と 宇治の豪族和邇氏の娘との間に生まれた皇子で
  宇治を本拠としていた
  菟道稚郎子が宇治に来た際 兎が道案内したとの伝承がある 
  日本書紀に菟道稚郎子は 菟道の山に葬られたとあるが 本堂の裏の古墳が
  菟道稚郎子のものだと言われている 
蓮酒を楽しむ会 7月13日限定300人












   5000坪の庭園には ツツジ シャクナゲ アジサイが季節を楽しませてくれる


 醍醐山 深雪山 醍醐寺(世界遺産) 京都市伏見区醍醐東大路町
西大門(仁王門)



  宗 派 真言宗醍醐派(総本山)
  ご本尊 薬師如来{重要文化財)
  開 基 聖宝理源大師
  創 建 貞観16年(874)



  仁王像(1134)大仏師勢僧 仁僧
          桧材 寄木造り




 下醍醐の伽藍
 仁王門 清滝宮本殿 金堂 五重塔 不動堂 真如三味耶堂 祖師堂
 観音堂(旧大講堂)西国十一番札所 弁天堂 成身院(通称女人堂)報恩院 霊宝館
 
 上醍醐の伽藍
 醍醐水 准胝堂跡(2008年8月24日焼失)薬師堂(国宝)五大堂 如意輪洞(重文)
 開山堂 奥ノ院・洞窟

 准胝堂(十一番)(じゅんていどう) 
 2008年8月24日落雷により焼失し 西国札所は下醍醐の観音堂(大講堂)に移される
 
  ご本尊准胝観世音菩薩
観音堂(大講堂)

 准胝堂の創建は貞観18年 聖宝理源大師が開山のおり
 醍醐水の辺の柏の霊木から准てい観世音菩薩を彫り 
 その場に御堂が建てられた。
金堂(国宝)

秀吉の命で紀州湯浅から移築
主要部は平安末期の様式

 
 
 

五重塔(国宝)(951年)
京都府下最古の木造建築





不動堂










  三宝院
庭園
院内(建物内)の撮影は禁止
唐門
朝廷からの使者を迎えるときだけ開いた












  三宝院は永久3年(1115)醍醐寺第14世座主 勝覚僧正により創建された 
  歴代座主が居住する坊で、建造物の大半が重文に指定されている

  醍醐寺は1467年(応仁元年)に始まった応仁の乱の兵火に巻き込まれ三宝院を
  含む多くの建物が焼失し、一帯は荒廃してしまう
  1576年(天正4年)第80代座主義演は豊臣秀吉の擁護を受け1598年(慶長3年)
  醍醐の花見を金剛輪院を中心として執り行った
  金剛輪院に「三宝院」の名称を受け継がせた 其の後作庭は当時一流の庭師や
  「天下一の石組の名手」も参画させ27年間に渡った

  古都屋で昼食
鹿せんべいに釣られて依ってくる
そうめん御膳

      興福寺南円堂            奈良市登大路町

南円堂

  宗 派  法相宗大本山
  ご本尊  不空羂索観世音菩薩(国宝)
       (ふくうけんさく観世音)
  開 基  藤原内麻呂公・冬嗣公


   八角の一面は6,4m
  
五重塔


再建中の中金堂












  平城京での創建1300年を期に中金堂が再建中で10月に落慶法要される
  
  堂々と力強い五重の塔を見上る。高さ50,1m 
  外人のカップルが「ビューティフル」と感歎していた。意を突かれた

      国宝館には馴染みの阿修羅像はじめ 国宝20余像の仏像を拝し天平の時代に
  想いをはせる

両備バス に乗車し帰路に着く