2018年5月3日木曜日

こころまち歩き

京阪電車 きかんしゃトーマス号2017号で行く
             私市駅から大阪市立大学植物園へ
                2018-5-4      参加者 1198名


 {スタート}私市駅前公園――大阪市立大学植物園(園内にてスタンプラリー)   
        ――水辺プラザ――私市駅前公園{ゴール
                       ゴール受付時間11:30~15:00

頑張って走ろうぜ
京阪電車 トーマス号












   京阪電車 私市駅前公園で受付があり地図と赤いリボンが渡される

  「初心者の方でもお子さま連れでも こころ まち歩き」のキャッチフレーズに
   幼少年の家族ずれ、女子会グループ ひとり老人等々明るい笑顔で駅前広場の
   受付の行列は賑やかに進む





6ヶ所でスタンプ押印


   地図は簡単で道は矢印もなくアルフアベット立札だけが頼りで、枝道があったりで  
 どっちかな?と度々立ち止まる
 小学年の親子は特に賑やかで、あっちに走ったり 戻ってきたりトーンの高い声が  
 響いてくる お母さんもトーンが高く大声で呼び戻し声が叫んでる。   
 家族の賑やかさが微笑ましく 気持ちが高揚してくる
 中老年の女性2人はボソボソ声で納得し合って歩いている
 意外と、ひとり男性老人はしっかりと足が速い 何か自信があるんだなあ

乳母車の若い家族も頑張ってる
シナアブラギリ









スタンプ台おじさんをやっと発見
奥深い樹木の中へ行く人もいる 









メタセコイヤの木陰で昼食する

明るい広場にでてほっとする









解り易い所のスタンプ台 行列
温室が見えたがコース外であった







何とか歩けたよー


園を出ると天の川に鯉が泳いでいた








6ヶ所のスタンプ完了
完歩証 ノート








園を出てから「天の川」沿いの
スタンプ台で完歩賞をいただく




  誰も帰りはほっこりとゆっくりした気分でごちゃごちゃと話しながら歩いている
  「なんで{交野}を{カタノ}って云うんや」
  「交野山」は「コウノサン」て云うのに「交野市」は「カタノシ」なんや
  誰も答えられないで無言で歩く 気持ちが治まらない若い彼が繰り返す
   おかしいィ、けったいやァ、なんでやァ おかしいィ、なんでやァ、

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  お答えします
 「カタノ」の地名の由来は諸説ありまして
 低温の沼地の「潟野」であるとも 「つき固めた」土地であることからとも・・・
 又、淀川下流側から見て一段高い段丘だったので「肩野」と呼ばれていたからとも
 云われているが確実なことはわかりません

 交野は702年(大宝2)河内国に交野郡が置かれて 交野を「肩野」「片野」等と
 表記した文献があります
 古来から「加多乃」「カタノ」で一貫していたようです
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「交野」という文字を僧侶や山伏が意識的に漢語風に読み替えたとも考えられます
元は「音」だけで文字の無かった日本の地名に決まった漢字が当てられるようになると
漢字の字面に引っ張られて読み方が変わってしまうケースも多く、日本の地名には
しばしば見られる傾向です 結局 はっきりししませんなあ   ごめんなすって 
 

きかんしゃトーマス号2017


京阪電車私市駅に戻るとトーマス号が待っていた


駅校内で花電車運転











「きかんしゃトーマス」
 ウイルバーオートリー牧師のえほん「「汽車のえほん」



 イギリスのアイリッシュ海に浮かぶ架空の島ソドー島に敷かれた          
 ノースウエスタン鉄道(ソドー鉄道)で働く 顔と意志を持った蒸気機関車や
 車両たちと、それに関わる人々を描く

ソドー島

  

ソドー島には18車両もの機関車が走っている それぞれ個性があって競争心を燃やして頑張っている
主人公のトーマスはハラハラするような失敗をよくやるが誠実で働き者でみんなに愛されている

働き者のトーマス
トーマスのお友達パーシ―








力持ちのゴードン

うぬぼれやのジエームス












                                         
           これでおしまい。


2018年4月24日火曜日

西国観音霊場33所めぐり

 第5回巡礼(12番~15番)         2018-3-21  17名

行程 京都駅アバンテイ前(9:10)==12番岩間寺==13番石山寺==昼食=
   =14番三井寺==15番今熊野観音寺==京都駅アバンテイ前

 
 西国12番 岩間山正法寺(通称)岩間寺       滋賀県大津市石山内畑町

奥深い参道を歩く

本堂 









日本一の長寿桂




         



            宗 派  真言宗醍醐派
            本 尊  千手観世音
            創 建  伝 養老6年(722)
            開 基  秦澄大師





大津市と宇治市の境にある標高443mの岩間山 中腹に建つ元正天皇の勅願寺院で往時は 
熊野 吉野に並ぶ並ぶ三大霊場とし隆盛していた

ご本尊は15㎝の千手観音で秘仏である。人々の苦しみを救う為 毎夜厨子を出て136の地獄を駈け巡り 苦しむ人々を救済し、日の出頃 岩間山に戻られた時には全身は汗がながれ「汗かき観音」さんと呼ばれている
ぼけ封じほうろく灸
ぼけ封じ祈願会5月17日、10月17日

古池や蛙飛び込む水の音
芭蕉発句の池














  西国13番 石光山 石山寺             大津市石山町

つつじが鮮やかに咲く参道 

      宗 派  東寺真言宗
      本 尊  如意輪観音
      創 建  天平19年(747)
      開 基  良遍 聖武天皇(勅願)


東大門
阿 吽の仁王像は運慶湛慶の作と言われるが定かでない

   瀬田川のほとり加藍山(239m)の麓にあり 奈良時代から観音の聖地である
   縁起によれば天平19年(747)聖武天皇の勅願で良遍僧正が創建
   本尊如意輪観音は日本唯一の勅封の秘仏と言われ 開扉は33年毎、
   安産、福徳、縁結びなど霊験あらたか

硅灰石(天然記念物)
石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触
してその熱作用のために変質したもの
安産の腰掛椅子
高床式の経蔵の下の岩に座り祈願する









源氏の間
紫式部は7日間参籠して物語を執筆した
月見亭
後白河上皇の行幸に際して建てられた
毎年中秋名月の日に「秋月祭」で賑う










瀬田川
樹木の生い茂る透き間から昔日の風景を偲ぶ

                       昼食タイム
洗心御膳

洗心寮(昼食とお土産)

 








  西国14番 長等山園城寺(通称三井寺)       大津市園城寺町

仁王門

観音堂(本尊如意輪観音)










 


     宗 派  天台寺門宗
  本 尊(本堂)弥勒菩薩
  創 建  7世紀
  開 基  大友与多王
     
  7世紀に大友氏(古代)の氏寺として草創され 9世紀に唐から帰国した      
  留学僧円珍(宗祖)によって再興した

  平安時代以降は皇室 貴族 武家などの幅広い信仰をあつめて栄えたが10世紀頃   
      から比叡山延暦寺との対立抗争激化し 焼き討ちに度々あったり豊臣秀吉に寺領を 
      没収されたりしたが 苦難を乗り越えてその都度再興した
三重塔


      慶長6年(1601)徳川家康により寄進された
      もとは 奈良県比蘇寺の塔で室町初期の建築


一切経蔵







  室町初期の建築で 毛利輝元より寄進された
  堂内には高麗版一切経を納める回転式の八角輪蔵が  
  ある

弁慶の引き摺り鐘



  むかし俵藤太秀郷が三上山の百足退治のお礼に龍宮から
  持ち帰った鐘を三井寺に寄進したと伝えられている

  その後 山門(延暦寺)との争いで弁慶が奪って比叡山
  へ引き摺り上げて撞いてみると”イノー、イノー”
  (関西弁で帰りたい)と響いたので 弁慶は怒って鐘を
  谷底へなげ捨ててしまったその時のものと思われる
  傷痕や破目などが残っている
                      
閼伽井

  天智 天武 持統天皇の御産湯に用いられた霊泉が
  あることから御井(三井)と言われる




(近江八景)三井の晩鐘



   宇治の平等院 高雄の神護寺と共に日本三銘鐘に
   数えられ 荘厳な音色は有名で「日本の残したい
   音風景百選」に選ばれている
   
   近江八景

 三井の晩鐘。石山の秋月。堅田の落雁。粟津の晴嵐
 唐崎の夜雨。瀬田の夕照.矢橋の帰帆。比良の暮雪。

藤棚・咲いていたのは白藤であった
写真処理の露出を変えるときれいな薄紫になっちゃった!

  
  西国15番 新那智山 今熊野観音寺         京都市東山区泉涌寺山内町

本堂
宗派  真言宗泉涌寺派
  本尊  十一面観音(秘仏)
     創建  伝大同年間(806~810)
     開基  弘法大師       
                       

鳥居橋を渡る
一の橋川(今熊野川)
泉涌寺の境内に発した流れは細い












                                                                                                                   



弘法大師が熊野権現の化身から観音霊地の霊示をうけ 嵯峨天皇の勅願により観音像を
刻んで本尊とし安置した

後白河法皇は本尊を深く信仰し 持病の頭痛が平癒したので「新那智山今熊野」と名称を
与えられ 以来 中風 厄除けの観音として繁栄している

後白河法皇が頭痛でお悩みの時に今熊野観音様が枕元に立たれて後霊験を発せられた事
から枕の信仰が生まれ多くの人々が御祈祷された「枕カバーの御守り」を授かっている

御詠歌  
    むかしより たつともしらぬ いまくまの ほとけのちかい あらたなりけり

                                    合掌礼拝 

2018年4月10日火曜日

春の訪れ


   雛の茶会  
    於いて  三井家下賀茂別邸      2018-3-2  16名



 下賀茂別邸は下賀茂神社の南、高野川と鴨川の合流地点の北岸に位置する
 この地一帯は明治31年に三井家が購入した
 呉服を商う三井家は 養蚕の神「木嶋神社」を下賀茂神社内に社殿を設けていた
 明治42年三井家の遠祖 三井高安の300年忌に際し 宿舎 茶室を新築し別邸として
 整備した







茶菓子 ひちきり

江戸雛








一服どうぞ


ひな御膳








3階の望楼から京都市内が一望できるそうな




















     のどかな春の1日を巡りあった人々とのどかに語らい乍らお茶をいただく


   くろんど池の桜
                2018-3ー27               

精一杯 膨らむ蕾たち
鴨も まだ寒いかいな











 
 
 市内の街路樹の桜は パッと一度に満開になったが この辺り一帯は山間の所為か
 あと四,五日はかかりそう


  寝屋川点野府営団地
                        2018-3-29
             











両手をいっぱいに広げてる



大阪府営寝屋川点野住宅(1975)









ひやァー!誰かに見せてあげたいよ












静かに流れる花筏も美しい




















   府営団地を通り抜けて淀川の堤防に上ると「鳥飼仁和寺大橋」の鉄橋の弧線が
   高く伸びて空の青さが新鮮だった