2021年4月18日日曜日

 文学歴史ウオーク 20周年記念  祇園あたり



六波羅蜜寺から祇園 

               2021ー3-21  46名

 集合場所 京阪電鉄「清水五条駅」  9:00(検温.消毒)

 コース   京阪清水五条駅ー六波羅蜜寺ー幽霊飴「みなとや」ー六道珍皇寺                     

      ー建仁寺ーお茶屋「花郷はなさと」舞妓 芸妓(踊り)ー記念写真

                           お開き15:00(約2㎞)

   六波羅蜜寺 別称(六波羅さん)   京都市東山区松原通り 大和大路東入ル 


本堂

  山号  補陀洛山

  院号  普門院

  宗派  真言宗智山派

  創建  天厚5年(951)

  開山  空也上人

  開基  村上天皇

  十一面観音立像(国宝)

                              空也上人立像(重要文化財〉             

                              平清盛坐像(重要文化財)

 平安時代末期には寺の周辺一帯が六波羅殿と呼ばれて平家の邸宅として栄え  平清盛や               平重盛といった平家一門の屋敷が5200余り並んでいた

 その後平家没落の際に戦火によって本堂以外の建物は焼失した。                                                     本堂は1363年(室町時代に修復されたものを1969年(昭和44年)解体修理した

平清盛石塔


  空也上人像  6体のあみだぶつ弥陀仏が吐き出される
 
 












 浄土教の先駆者として評価される空也上人(醍醐天皇皇子)は疫病が蔓延している当寺で  
 観音様を荷車で引きながら念仏を唱え病の人に茶を振舞って救った                            
 12月13日~31日の間六斎念仏行事が奉納されている
なで牛(触ると治る)
髑髏原
江戸時代までは「どくろ町」と呼ばれ 人骨がいたるところに 転がっていた
六波羅蜜寺は「死の六道の辻」という地名で呼ばれ
地獄,餓鬼、畜生、修羅、人間、の世界がつながっている場所 と言われている
そのためこの辻の中に建っている六波羅蜜寺も少し  
怖く感じる人が多いようです

  幽霊子育飴 みなとや     京都市東山区髑髏町    
みなとや(幽霊飴)

身ごもったまま亡くなった母親が 我が子のために夜ごと飴を 
買いに来たという言い伝えから、
「幽霊子育飴」の名で親しまれています
当時は箸に巻いた水飴として売られていたといいますが
今では麦芽糖からつくった素朴な飴となっている
(子供の頃は水飴であった 箸に巻いて舐って食べた)
500年以上続く「命をつないだ母の愛情の飴」とされている
まろやかな甘さで美味しい








 慶長4年(1599)毎夜飴を買いに来る女性があった、
 不審に思い後を追っていくと、墓地で姿が消えたので堀起こすと赤ん坊の泣き声聞こえ、
    助けられた,その子は8歳で出家し高僧となったと伝えられている

六道珍皇寺(六道さん)  京都市東山区大和大路通四条下がる
山号  大椿山
宗派  臨済宗建仁寺派
本尊  薬師如来
創建  伝 承和年間(834~848)
開基  伝 山代淡海
別称  六道さん
木像薬師如来坐像(国の重要文化財)
鐘つき堂

本堂














京都では「六道さんの名で親しまれ、お盆の精霊迎えに参詣する寺として有名
「六道」とは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の六種の冥界を言い          
人は因果応報により死後はこの六道を輪廻転生するといいます
この六道の分岐点で、この世とあの世の接点の辻が 古来より本寺の境内あたりであると
言われ 冥界への入口であるとされてきました
小野篁卿が昼間は役所に勤める、夜は冥界で閻魔大王の裁きの補佐をしていたとの伝説が
あり 本堂の裏庭にある井戸を冥界への入口に使っていたといわれています
          ・・・・・・・・・・・・・・・
子供の頃 お盆になると母に連れられて暑さで汗を拭きながら長い行列をボチボチ進んで 
鐘をドーンと鳴らしてご先祖さまをお迎えした後、別のお堂にかけられている恐ろしい地獄絵図の掛け軸をブルブル震えながら見ていた 
翌年もお盆の「六道さん参り」になって又怖い絵をブルブルと寒いぼを抑えながら見たよ。

 建仁寺      京都市東山区大和大路四条下がる小松町    

法坊
 山号  東山(とうざん)
 宗派  臨済宗建仁寺派
 寺格  大本山、京都五山 三位
 本尊  釈迦如来
 創建  建仁2年(1202)
 開山  栄西
 開基  源頼家
 文化財 風神雷神図(国宝)
    (重要文化財)方丈 勅使門 
    絹本着色十六羅漢図16幅ほか


風神雷神図
印も落款もないが 俵屋宗達の代表作として名高い 

元々は京都の豪商 打柁公軌(ウダキンノリ/糸屋十右衛門)が建仁寺派である妙光寺再興の記念に俵屋宗達に製作を依頼したもので、その後 妙光寺から建仁寺に寄贈された。     (原本は京都国立博物館に寄託されいる)                        

竹林七賢図


 海北友松(かいほうゆうしょう)
      天文2年(1533)~慶長2年(1615)

 禅門に入り東福寺で修行中 狩野元信 永徳派を学ぶ
 代表作 建仁寺本坊大方丈障壁画 全50面
  
 禅宗の四大思想 (地 水 火 風)

 □  地
 △  火
 ○  水



法堂天井画 小泉淳作筆「双龍図」

  法堂(本堂)正面須弥壇には本尊釈迦如来像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られている
 天井には平成14年(2002)創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれた


境内ではこの一本だけが華やいでいる

  祇園茶屋「花郷(はなさと)」  京都市東山区花見小路四条上る




「月はおぼろに~ ひがしやまア~~」










京料理に満喫して一本


すずのさん
















 



                             人生で初めて舞妓さんとおしゃべり、誰もが興味津々    「何歳?」「どこの生まれ?」   
失礼なこと聞いているが さすがビシッと決まった着付けに ほれぼれと見とれる   
 (きれいやなあ!)気持ちがしゃきっと引きしまる

               ようこそ おいでやす・・



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