第4回(9番~11番) 2018-7-25 38名
行程 枚方(ラポール枚方)8:00=JR高槻8:40-三室戸寺(十番)-
醍醐寺[上醍醐十一番]-古都屋(昼食)-南円堂(九番)-枚方17:00
明星山 三室戸寺(十番) 京都府宇治市菟道滋賀谷
山門 |
宗 派 本山修験宗別格本山
本 尊 千手観音(秘仏)
創建年(伝)宝亀年間(770~781)
開 基(伝)光仁天皇 僧行表
本堂 |
天智天皇の孫にあたる白壁王(後の光仁天皇)は毎夜
宮中に達する金色の霊光の正体を知りたいと願い、
右小弁藤原犬養なる者に命じて、光の元を尋ねさせた
光を求めて宇治川の支流志津川の上流へたどり着くと
滝壺に身の丈二丈ばかりの千手観音像を見た
犬養が滝壺へ飛び込むと1枚の蓮弁(花びら)が流れてきて それが一尺二寸の二臂の
観音像に変じた。光仁天皇が観音像を安置し、僧行表を開山として創建した
創建当時は御室戸宮と言われていたが 光仁。花山。白河。三帝の離宮になったため
三室戸寺と言われるようになった
説明を追加 |
狛蛇「宇賀神」
頭は老翁 体は蛇で蓮に乗っている
撫でると財運 金運がつく
翁のひげーー健康長寿
蛇の尾 --金運
みんな 笑いながら撫でまわす
狛牛「宝勝牛」
大きく開いた口中には石の玉があり 撫でると勝運がつく
(牛玉)富衛門というお百姓が飼っていた弱々しい牛が
観音様のご利益で立派な牛になり 地域一番の権衛門
の牛に戦い勝ち その時の報奨金を基に牛の仲買人として
成功した。
宝勝牛がくわえている牛玉の観音様に触れると勝運に恵まれる
観音様のご利益で立派な牛になり 地域一番の権衛門
の牛に戦い勝ち その時の報奨金を基に牛の仲買人として
成功した。
宝勝牛がくわえている牛玉の観音様に触れると勝運に恵まれる
狛兎
直径60cm程の大きな玉を抱いている
玉の中には卵型の石があり
それが立てば願が通じる
直径60cm程の大きな玉を抱いている
玉の中には卵型の石があり
それが立てば願が通じる
三室戸寺のある地域は 古来 菟道(うじ)と称され宇治の中心地であった
仁徳天皇の弟 菟道稚郎子は宇治天皇とも称され 一時皇位についた可能性
もある
この菟道稚郎子は応神天皇と 宇治の豪族和邇氏の娘との間に生まれた皇子で
宇治を本拠としていた
菟道稚郎子が宇治に来た際 兎が道案内したとの伝承がある
日本書紀に菟道稚郎子は 菟道の山に葬られたとあるが 本堂の裏の古墳が
菟道稚郎子のものだと言われている
蓮 |
蓮酒を楽しむ会 7月13日限定300人 |
5000坪の庭園には ツツジ シャクナゲ アジサイが季節を楽しませてくれる
醍醐山 深雪山 醍醐寺(世界遺産) 京都市伏見区醍醐東大路町
西大門(仁王門) |
宗 派 真言宗醍醐派(総本山)
ご本尊 薬師如来{重要文化財)
開 基 聖宝理源大師
創 建 貞観16年(874)
仁王像(1134)大仏師勢僧 仁僧
桧材 寄木造り
下醍醐の伽藍
仁王門 清滝宮本殿 金堂 五重塔 不動堂 真如三味耶堂 祖師堂
観音堂(旧大講堂)西国十一番札所 弁天堂 成身院(通称女人堂)報恩院 霊宝館
上醍醐の伽藍
醍醐水 准胝堂跡(2008年8月24日焼失)薬師堂(国宝)五大堂 如意輪洞(重文)
開山堂 奥ノ院・洞窟
准胝堂(十一番)(じゅんていどう)
2008年8月24日落雷により焼失し 西国札所は下醍醐の観音堂(大講堂)に移される
ご本尊准胝観世音菩薩
観音堂(大講堂) |
准胝堂の創建は貞観18年 聖宝理源大師が開山のおり
醍醐水の辺の柏の霊木から准てい観世音菩薩を彫り
その場に御堂が建てられた。
金堂(国宝) 秀吉の命で紀州湯浅から移築 主要部は平安末期の様式 |
五重塔(国宝)(951年) 京都府下最古の木造建築 |
不動堂 |
三宝院
庭園 |
唐門 朝廷からの使者を迎えるときだけ開いた |
三宝院は永久3年(1115)醍醐寺第14世座主 勝覚僧正により創建された
歴代座主が居住する坊で、建造物の大半が重文に指定されている
醍醐寺は1467年(応仁元年)に始まった応仁の乱の兵火に巻き込まれ三宝院を
含む多くの建物が焼失し、一帯は荒廃してしまう
1576年(天正4年)第80代座主義演は豊臣秀吉の擁護を受け1598年(慶長3年)
醍醐の花見を金剛輪院を中心として執り行った
金剛輪院に「三宝院」の名称を受け継がせた 其の後作庭は当時一流の庭師や
「天下一の石組の名手」も参画させ27年間に渡った
古都屋で昼食
鹿せんべいに釣られて依ってくる |
そうめん御膳 |
興福寺南円堂 奈良市登大路町
南円堂 |
宗 派 法相宗大本山
ご本尊 不空羂索観世音菩薩(国宝)
(ふくうけんさく観世音)
開 基 藤原内麻呂公・冬嗣公
八角の一面は6,4m
五重塔 |
再建中の中金堂 |
平城京での創建1300年を期に中金堂が再建中で10月に落慶法要される
堂々と力強い五重の塔を見上る。高さ50,1m
外人のカップルが「ビューティフル」と感歎していた。意を突かれた
国宝館には馴染みの阿修羅像はじめ 国宝20余像の仏像を拝し天平の時代に
想いをはせる
両備バス に乗車し帰路に着く |