2016年3月29日火曜日

枚方歴史を楽しむ会

    丹波 舞鶴 若狭の史跡を訪ねて
                              2016-3-26  35名

  コース  枚方バスターミナル(8:00)ー南丹市立博物館・黒田古墳ー舞鶴引揚記念館ー
       若州一滴文庫ー道の駅「京丹波」味夢の里・塩谷古墳公園ー枚方(19:00)

           南 丹 市 立 博 物 館   南丹市園部町小桜町
                                       









園部城を模した櫓が目を引く 平成10年に園部文化会館として 発足し園部町が南丹市になり「南丹市立博物館」になる

   園部藩の古文書 民俗資料他・・・
   園部藩は元和5年(1619)但馬国出石藩主小出吉親が船井郡一帯約3万石の地に移されて
   来たことによって成立した 明治に至るまでの250年間小出氏が藩主をつとめた
                   

垣内(かいち)古墳    園部町内林町
前方後円墳は6世紀から7世紀初まで、その後方墳に変化する

1972年(S47年)府道19号線の拡張工事の際に発見された
全長84m  (現在墳丘は無い)

 銅鏡(三角縁神獣鏡) 碧玉 勾玉他国の重要文化財指定
 


           黒田古墳(くろだこふん)             園部町黒田船阪町


  

  









園部黒田・船阪工業団地の造成中に          
発見された全長52m前方部は後円部より  
低く三味線のバチの形に先が開いている

出土品から推測して弥生時代末から          
古墳時代はじめに築かれたと考えられる

埋葬部分は南北約7m東西3.5mの   
の底に木棺が置かれていた                    
 長さ約3.5m 幅0.6m


       舞鶴ふるふるファーム  舞鶴市瀬崎
                              2006年設立

 バイキング形式のレストランで地元で          
  とれた野菜や地場の食材 海産物等々
 特に「肉じゃが」は発祥の地として有名

 (東郷平八郎が英国留学時代に食べた
 ビーフシチューの味忘れられず
 部下に命じて作らせたのが始まり)




                     


    農産 海産物直売所 ついつい色々買ってにこにこ。 大網ネットに入った牡蠣の前で
    誰もが立ち止まり 買いたそう、  が誰も思案する


フアームを出るとぽっかり冠島が見えた
オオミズナギドリの繁触地
            
島全体が国の天然記念物

ダイビングのスポットとしても有名



  舞鶴引揚記念館  舞鶴市字平

昭和63年(1988)全国から寄付金で設立

日本本国への苦難に満ちた引き揚げと
旧ソ連領内の抑留生活を後世に伝える
ユネスコ世界記録遺産に登録された



   白樺の皮に書かれた日記












岸壁の母 端野いせさんの写真 (昭和25年~6年間)
ソ蓮からの引揚船が着く度に毎回同じような顔ぶれの人達が桟橋の脇に立つ姿が見られ
それをマスコミが取り上げた(歌謡浪曲 二葉百合子の「岸壁の母」はあまりにも有名)

歌碑「異国の丘」
シベリアで兵士達が歌っていた
展望台から引揚桟橋のあった湾を見下ろす

    






            

   舞鶴市立赤んが博物館
                                    
明治34年(1901}旧海軍舞鶴鎮守府の開庁に伴い海軍が建設した
1903年(明治36)海軍兵器廠(しょう)魚形水雷庫として建設された
本格的な鉄骨構造のれんが建築物としては わが国に現存する最古級のものとされている

展示品  古代れんが・・(エジプトメソポタミア) 世界のれんが・・(万里の長城 ローマ帝国)  
     ホフマン窯 ・・・れんが製造の窯内部再現
    イギリス積み                      フランス積み
   







れんが2号館3号館はレストラン ミユージアム等々        舞鶴港(東港)にイージス艦が停泊中












           若州一滴文庫      福井県大飯郡おおい町
                                 昭和60年(1984)













  子供たちに本と出会い人生や夢を拾ってほしいと水上勉氏の強い思いを込めて建てられた
水上文学ゆかりの絵画

くるま椅子劇場(大きなガラス戸の奥は竹藪)











2万冊の書庫
竹人形館(竹人形60体)











なぜ「若州一滴文庫」なのか?
若州・・・・・・・若狭の国   
一滴文庫・・・由利滴水禅師の命名 由利滴水禅師は天龍寺の館長をつとめられた禅僧

滴水禅師が備前の曹源寺の儀山善来禅師の下で修行しているとき、風呂に使う水を何気なく
捨てたところ、善来禅師にもったいないことをするなと叱られたそうである

水上氏の「一滴の水脈ー儀山善来」という文に

「もったいないことをするな。朝から日照りで草や木が泣いている声が聞こえなんだかと。
なぜ二、三歩、歩いて草の根。木の根に水をかけてやらなんだ。 まあ、そういうことを
おっしゃったんですね」

「ものにはものの声がある。人は黙っていても ものを言っている。                                        
その語る言葉がわかる 人はしあわせである」    一滴の水に対する思いが重い        


パンフレットの題字は画家「渡辺淳(すなお)」で水上勉氏の
信頼が厚く 装丁や挿画を手掛けた水上勉作品の数は
70冊以上に及ぶ

水上勉 作品  
「飢餓海峡」 「越前竹人形」「はなれ瞽女おりん」
「金閣炎上」   「良寛」 「一休」・・・・・・・・・・・・

             六角堂の休憩所で見つけた箸置き
                   筆置きにしてみるかな?











                     終り

スポニチフアミリーハイク

    くろんど園地を巡る

                           2016-3-13  1160名

   コース  京阪電鉄 私市駅前ー月の輪滝ーくろんど園地休憩所ーくろんど池ー
         くろんど園地ーキヤンプ場ー水舞台ー月の輪滝ー私市駅前




     くろんど池は何度か見ているが しっかりコースとして歩いた事がなかったが
     気楽な気分で参加する
     京阪 私市駅 9:30~10:00 スタートとのことで のんびりと9時頃に家を出る

                     
                      
 家族連れのグループや 中高年ご夫婦 陽気な若者達

 単独ご老人のゆっくりな足取り、私もゆっくり・・・・・・








                                      うヮァ-この梅の木、大きいネー

                                                     





矢印があるから間違えへんなァー






         
         早や「くろんど池」の案内が出てきたよ!







あぁ~~人の渋滞でーす 
どうやら危険個所があるらしい スタッフが一人づつ通してるよ




        急な段差の沢わたり。     
        「みなさん注意してゆっくり行ってください」
        スタッフの手をかりて 無事に渡っていく







今度は登りで小岩 大岩 樹の根っこを注意して上って行く









   やれやれ 平坦な道になった。 分岐点でスタッフが
   「お疲れさんです、左へ進んでください」

                              




くろんど池の静かな景色を見ながらお弁当を食べる



                         





     春になったら可愛いカタクリの花が咲くのだろう
     (愛想のない地面を横眼で見て頭の中で想像する)








「さんさくの道」コースを歩く
子犬でも連れてのんびり歩くのもよろしいでしょうな





             展望台に上ってぐるりと360°見渡す
(北) 八幡の向こうは京都
(西) 茨木の向こうは万博公園


(東) 奈良を超えれば吉野か










(南) 生駒から大阪平野に続く











               
  360度の展望台であるが 感動の声があまりない 知っている土地とか山が無いのかな
  10数年前に北アルプスの燕岳の頂上で360度の山脈に感動した事を思い出す      
    (名立たる山名を叫びあって興奮した 槍ヶ岳の雄姿に憧れた)          
                    
                 
 山道を大分下った頃 気になる洞窟が脇道の奥にある
        
 興味をそそられコースからそれて探険に行く
 細い滝水が真っ暗な中で清冽な音を奏でている

 この小さな洞窟に不動明王の像が安置されたらと
 想像する(修行僧の讀経が山中に響くような空間を感じる)













月の輪の滝

私市(きさいち)の古老は月の輪の滝を
金剛滝と言っていた
ここは土地の神を祀ると云う。瀧石は神聖視されていたらしい
このあたり一帯は獅子窟寺の寺域であったらしい




  最初にここを通ったらしいが                    
      帰りの景色は趣が違う
  深山の風がすーっと流れてる











ゴール地点の私市駅についてスタンプを
押してもらって終了
    
老いも若きもそれなりに満足した顔で
ペットボトルの水を傾けている
            14:40  
      お疲れさんでした